特許
J-GLOBAL ID:200903041000483935

アルミナセラミックスの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井内 龍二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-317855
公開番号(公開出願番号):特開平7-172905
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 主成分としてAl2 O3 粉末を85〜94重量%、副成分としてSiO2 粉末を2〜7.5重量%含有し、さらに焼結助剤としてTiO2 、B2O3 及びCaOの粉末を合計で2〜13重量%含有する混合粉末であって、前記焼結助剤中の各成分の含有量が、0≦TiO2 ≦95重量%、5≦B2 O3 ≦80重量%、0≦CaO≦50重量%の範囲内にある混合粉末を、成形し、焼成するアルミナセラミックスの製造方法。【構成】 低融点ガラスが粒界に生成することで低温で焼成でき、さらにガラス相の揮発により開放気孔を形成でき、摺動特性、機械的強度、及び耐熱衝撃性に優れたアルミナセラミックスを製造することができる。このアルミナセラミックスは、上記特性を利用した種々の部材に使用され得るが、例えばバルブ等の摺動部材として使用すると、グリース等が開放気孔内部に充填され、使用中に潤滑剤が徐々に表面にしみ出すことで、優れた摺動特性が維持することができる。
請求項(抜粋):
主成分としてAl2 O3 粉末を85〜94重量%、副成分としてSiO2 粉末を2〜7.5重量%含有し、さらに焼結助剤としてTiO2 、B2 O3 及びCaOの粉末を合計で2〜13重量%含有する混合粉末であって、前記焼結助剤中の各成分の含有量が、0≦TiO2 ≦95重量%、5≦B2 O3≦80重量%、0≦CaO≦50重量%の範囲内にある混合粉末を、成形し、焼成することを特徴とするアルミナセラミックスの製造方法。

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