特許
J-GLOBAL ID:200903041003199529

整形外科用副木又はキャスティング材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-505143
公開番号(公開出願番号):特表平8-500748
出願日: 1993年08月06日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】整形外科用副木又はキャスティング材料は、セルロース充填材と組み合わされた高分子量ポリエステルからなり、この材料は、55°Cから70°Cの範囲内の温度で成形可能であり、この温度での自己接合特性を有する。材料の重量は、0.75Kg/m2 から4.00Kg/m2 の範囲内であり、密度は、900Kg/m3 から1200Kg/m3 の範囲内であり、周囲空気での係数は、350メガパスカル(mPa)か、またはそれ以上である。ポリエステルは、ポリヘキサメチレンアジピン酸、或いはポリイプシロンカプロラクトンであるのが好ましい。セルロース充填材は、粉砕アーモンドシェル、粉砕オリーブ石及び木粉の組合せの一つであればよい。ポリエステスは粉体形状であり、この場合、ポリエステルと充填材は、同じ粒度分布か、近似した粒度分布である。所望であれば、例えば、軽重量ポリエステル繊維のような繊維層をポリエステル/充填材材料の少なくとも一つの表面上か、或いはこれに近接して組み入れてもよい。
請求項(抜粋):
10、000か、またはそれ以上の分子量と100°Cの計測で少なくとも30パスカル/秒の粘度を有する、50重量パーセントより少なくないポリエステルと、 50重量パーセントまでのセルロース充填材と、 からなり、 55°Cから70°Cの範囲内の温度で成形可能であり、前記成形温度で自己接合し、 0.75Kg/m2 から4.0Kg/m2 の範囲内の重量と、 900Kg/m3 から1200Kg/m3 の範囲内の密度と、 周囲温度で、350メガパスカル(mPa)、又はそれ以上の係数と、 を有するシート、或いは、ストリップ形状の材料の整形外科用副木又はキャスティング材料としての使用。

前のページに戻る