特許
J-GLOBAL ID:200903041003754409

クラッチ油圧の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 良彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-100662
公開番号(公開出願番号):特開平5-272555
出願日: 1992年03月26日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 低温においてトランスミッションクラッチの係合を迅速にするとともにクラッチの二重係合を防止する。【構成】 クラッチに対する出力ポート11にオリフィス30が形成されたスプール25を有し、このオリフィス前後の差圧により開となりまたスプール25の一端に設けたバネ31の復帰力により閉となる流量検出弁4と、電気信号によって作動され、変速時ポンプからの油を前記流量検出弁4へ供給して弁を開とするとともに、フィリング終了後クラッチ油圧を漸増させ圧力制御弁3と、前記流量検出弁4のスプール25の他端側に設けたバネ31の抗力に反して動きに基いフィリング終了およびクラッチ圧を検出する検出手段5とを備えるトランスミッションのクラッチ油圧制御方法において、低温時には前記圧力制御弁3を作動させる電気信号の発信時間を長くし、かつ前記圧力制御の弁出口圧を常温より高くするとともに、クラッチのビルドアップ開始時を常温より遅らせる。
請求項(抜粋):
クラッチに対する出力ポートにオリフィスが形成されたスプールを有し、このオリフイス前後の差圧により開となり、前記スプールの一端に設けたバネの復帰力によって閉となる第1のバルブと、電気信号によって作動される圧力制御弁であって、変速時ポンプからの油を前記第1のバルブへ供給して該第1のバルブを開とするとともに、フィリング終了後クラッチ油圧を漸増させるよう作動する第2のバルブと、前記第1のバルブのスプールの他端側に設けたバネに抗したスプールの動きに基づきフイリング終了およびクラッチ圧を検知手段とを具えるようにするトランスミッションのクラッチ油圧の制御方法において、低温時には前記圧力制御弁を作動させる電気信号の発信時間を常温時より長くし、かつ前記圧力制御弁に供給される油の圧力を常温時より高くするとともに、クラッチのビルドアップ開始時を常温時より遅らせることを特徴とするクラッチ油圧の制御方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-138570
  • 特開平3-084258
  • 特開平3-213766

前のページに戻る