特許
J-GLOBAL ID:200903041004011361

真空二重構造体の封止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-226127
公開番号(公開出願番号):特開平11-056650
出願日: 1997年08月22日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 作業性が良好で、かつ、排気孔を確実に封止して安定した品質を確保する。【解決手段】 構成部材(外瓶2、内瓶3)により形成された空間Sを、排気孔5より排気した後、排気孔を空間側からろう材(7A〜7F)を介して封止部材(6A〜6F)によって封止する真空二重構造体(魔法瓶1)の封止方法であって、ろう材または封止部材に排気孔と空間とを連通させる通気部8,8’を設けるとともに、排気孔を形成した第1構成部材(外瓶2の底板2a)または第2構成部材(内瓶3の底部3a)に封止部材の側部を保持するガイド壁(凹部4,4’,4”の内面)を設け、第1構成部材の空間側にろう材を位置決めするとともに、ろう材と第2構成部材との間に封止部材を配設し、封止部材の水平方向の移動と鉛直方向の移動を規制し、排気孔および通気部を介して空間を排気した後、ろう材を溶融させて封止部材によって排気孔を封止する。
請求項(抜粋):
構成部材により形成された空間を、前記構成部材に形成した排気孔より排気した後、前記排気孔を前記空間側からろう材を介して封止部材によって封止する真空二重構造体の封止方法であって、前記ろう材または封止部材の前記排気孔と対向しない位置に前記排気孔と前記空間とを連通させる通気部を設けるとともに、前記排気孔を形成した第1構成部材および該第1構成部材と対向する第2構成部材の少なくとも一方の前記空間側に前記封止部材の側部を保持するガイド壁を設け、前記第1構成部材の前記空間側における排気孔の周囲に前記ろう材を位置決めするとともに、該ろう材と前記第2構成部材との間に前記封止部材を配設し、該封止部材の水平方向の移動を前記ガイド壁によって規制するとともに鉛直方向の移動を第1構成部材と第2構成部材の間に前記ろう材を介して規制し、前記排気孔および通気部を介して前記空間を排気した後、前記ろう材を溶融させることにより前記封止部材を下降させて該封止部材によって前記排気孔を封止することを特徴とする真空二重構造体の封止方法。
IPC (2件):
A47J 41/02 102 ,  A47J 41/02
FI (2件):
A47J 41/02 102 D ,  A47J 41/02 102 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-189116
  • 特開平1-317413
  • 特開昭60-222017
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