特許
J-GLOBAL ID:200903041009460482

車両用シートのセーフティロック機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-111799
公開番号(公開出願番号):特開平8-300992
出願日: 1995年05月10日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 ロックオフ状態で、シートに大きな減加速度が加わった場合でも、シートあるいはシートバックを確実にロックできるセーフティロック機構を提供すること。【構成】 アッパーレール4に回動自在にスクリュー14を取り付け、ロワレール2あるいはシートバックフレーム50と連動するナット16、66をスクリュー14と螺合させるとともに、スクリュー14及びナット16、66のねじのリードを摩擦角以上としたので、シートあるいはシートバックに加えられた負荷によりスクリューは回動して、シートの前後位置あるいはシートバックの傾斜角を調節できるようにした。シートに所定値以上の減加速度が加えられると、スクリュー14が緊急ロックされ、シートの前後位置あるいはシートバックの傾斜角が保持される。
請求項(抜粋):
必要時に第一部材と第二部材を互いに相対移動させる車両用シートのスライド装置あるいはリクライニング装置において、上記第一部材に平行に回動自在に配設されたスクリューと、上記第二部材と連動するナットとを螺合させるとともに、上記スクリュー及びナットのねじが摩擦角以上のリードを有し、上記第一及び第二部材のいずれか一方に加えられた負荷により上記スクリューは回動して、上記第一及び第二部材を互いに相対移動可能とし、かつ、上記スクリューに一体的に取り付けられたディスクと、該ディスクと係脱する第1の方向及び上記スクリューに平行な第2の方向に移動可能な通常ロック部材と、該通常ロック部材と上記ディスクとの係合時、上記ディスクと所定距離離間した緊急ロック部材とを設け、上記ディスクと上記通常ロック部材との係合により上記スクリューを通常ロックする一方、上記ディスクと上記通常ロック部材との係合を解除した後シートに加えられた所定値以上の減加速度により、上記スクリュー及び上記通常ロック部材を上記第2の方向に移動せしめ、上記ディスクと上記緊急ロック部材との係合によりシートを緊急ロックするようにしたことを特徴とする車両用シートのセーフティロック機構。
IPC (3件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/08 ,  B60N 2/22
FI (3件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/08 ,  B60N 2/22

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