特許
J-GLOBAL ID:200903041010768474

車両の運動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 一眞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-079659
公開番号(公開出願番号):特開2002-274354
出願日: 2001年03月21日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 自動加圧制御を行なう車両の運動制御装置において、簡単な構成でバキュームブースタの負圧が小さいときにも適切に車両の運動制御を行う。【解決手段】 バキュームブースタVBを有する自動液圧発生装置を車両の運動状態に応じて駆動制御すると共に、液圧制御弁装置を駆動制御して自動加圧制御を行なう。少くとも変圧室B3を定圧室B2及び大気に対して遮断した状態に保持する保持位置、及び保持位置を解除する解除位置を、ブレーキペダルBPの操作とは無関係に切換えるブースタ駆動装置BDを備え、自動加圧制御時に、ブースタ駆動装置を保持位置に維持した状態で、変圧室に正圧(例えば排気圧)を供給する。これにより、変圧室内の圧力が大気圧より高くなり、ホイールシリンダのブレーキ液圧が大きくなる。正圧供給手段としてコンプレッサCPを設け、その吐出空気圧を変圧室に供給することとしてもよい。
請求項(抜粋):
車両の各車輪に装着するホイールシリンダと、ブレーキ操作部材の操作とは無関係にブレーキ液圧を発生する自動液圧発生装置と、該自動液圧発生装置と前記ホイールシリンダの各々との間に介装し、前記ホイールシリンダの各々のブレーキ液圧を制御する液圧制御弁装置と、前記車両の運動状態に応じて前記自動液圧発生装置を駆動制御すると共に、前記液圧制御弁装置を駆動制御し、少くとも前記ブレーキ操作部材の非操作時に前記ホイールシリンダに対し自動加圧制御を行ない前記車両の運動制御を行なう制御手段とを備えた車両の運動制御装置において、大気圧より高い正圧を供給する正圧供給手段を備え、前記自動液圧発生装置は、前記ホイールシリンダにブレーキ液圧を供給するマスタシリンダと、負圧を導入する定圧室、及び該定圧室又は大気に連通する変圧室を有し、該変圧室と大気との連通、及び前記変圧室と前記定圧室との連通を制御し、前記変圧室と前記定圧室との間の差圧に応じて前記マスタシリンダを倍力駆動するバキュームブースタと、少くとも前記変圧室を前記定圧室及び大気に対して遮断した状態に保持する保持位置、及び前記保持位置を解除する解除位置を、前記ブレーキ操作部材の操作とは無関係に切換えるブースタ駆動装置を具備し、前記正圧供給手段を前記バキュームブースタの変圧室に接続して成り、前記制御手段は、自動加圧制御時に、前記ブースタ駆動装置を前記保持位置に維持した状態で、前記正圧供給手段から前記変圧室に正圧を供給するように構成したことを特徴とする車両の運動制御装置。
Fターム (16件):
3D046BB29 ,  3D046CC02 ,  3D046EE01 ,  3D046GG02 ,  3D046HH08 ,  3D046HH17 ,  3D046HH25 ,  3D046HH36 ,  3D046KK12 ,  3D046LL02 ,  3D046LL05 ,  3D046LL10 ,  3D046LL23 ,  3D046LL29 ,  3D046LL37 ,  3D046LL41

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