特許
J-GLOBAL ID:200903041030726530

パワーウインドウ駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-188411
公開番号(公開出願番号):特開平6-033665
出願日: 1992年07月15日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 ノイズによる異常電流か異物の挟み込みによる異常電流かを応答性よく正確に判断するパワーウインドウ駆動制御装置を得る。【構成】 モータ駆動電流波形(A)が微分されると(B)の如くなる。この(B)の微分波形は、電源電圧の変動により生じるモータ駆動電流の変化((A)のA線矢視部)に応じてしきい値を超えている。しかし、このしきい値を超えた原因は異物の挟み込みや全閉ではなく、電源電圧の変動に起因する。そこで、(C)に示す電源電圧波形を(D)の如く微分し、この電源電圧微分波形分をモータ駆動電流の微分波形分から差し引かれた信号((E)参照)をコントローラへ入力する。これにより、電源電圧の変動分が除去された微分波形がコントローラへ入力され比較対象とされるため、モータ以外に電源電圧に接続されるヘッドライトや空調機器等のオン時の電圧降下による不必要な動作を防止することができる。
請求項(抜粋):
車両のドアガラスをモータの駆動力によって上下移動させるパワーウインドウ駆動制御装置であって、前記モータの駆動によるドアガラス上昇時の電流を検出するモータ駆動電流検出手段と、このモータ駆動電流検出手段で検出された電流値の変化量を演算する電流変化量演算手段と、前記モータの電源電圧を検出する電源電圧検出手段と、前記電源電圧検出手段で検出された電圧値の変化量を演算する電圧変化量演算手段と、前記電流変化量から前記電圧変化量を差し引いた値が所定値を超えた場合に前記モータの駆動を停止又は反転させる駆動制御手段と、を有するパワーウインドウ駆動制御装置。
IPC (4件):
E05F 15/16 ,  B60J 1/17 ,  H02P 3/06 ,  H02P 3/12

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