特許
J-GLOBAL ID:200903041032746342

カラー画像の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-338200
公開番号(公開出願番号):特開平9-286167
出願日: 1996年12月18日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 インクとしての諸物性に優れ、特にインクジェット方式の水性インクとしての適性も優れ、更に全てのインクが、バランスのとれた優れた記録画像の耐候性、耐光性、耐水性、色調の鮮明性、色濃度、相互の演色性を示す、優れた品質のカラー画質を与える方法を提供する。【解決手段】 インクジェット方式により、マゼンタ、イエロー、及びシアンの水性インクを吐出し、カラー画像を形成する方法において、該マゼンタインクは、遊離酸の型が下記一般式(I)で表される色素の一種以上を含有し、イエロー、及びシアンのインクも、各々特定の色素を使用したインクを用いてカラー画像を形成する方法。【化1】
請求項(抜粋):
インクジェット方式により、マゼンタ、イエロー、及びシアンの水性インクを吐出し、カラー画像を形成する方法において、該マゼンタインクは、遊離酸の型が下記一般式(I)で表される色素の一種以上を含有し、該イエローインクは、カラーインデックス(C.I.)でアシッドイエロー23、並びにダイレクトイエロー86、132、142、及び遊離酸の型が下記一般式(a)で示される化合物からなる群から選択される色素の一種以上を含有し、該シアンインクは、カラーインデックス(C.I.)でダイレクトブルー86、及び199、アシッドブルー9、並びに遊離酸の型が下記一般式(b)で示される化合物からなる群から選択される色素の一種以上を含有することを特徴とするカラー画像の形成方法。【化1】(式中、R1 、R2 、R3、R4、R5及びR6 は、それぞれ独立に、置換もしくは非置換の炭素数1〜9のアルキル基、炭素数1〜9のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子、ヒドロキシル基、置換もしくは非置換のカルバモイル基、置換もしくは非置換のスルファモイル基、置換もしくは非置換のアミノ基、ニトロ基、スルホン酸エステルの基、置換もしくは非置換の炭素数1〜9のアルキルスルホニル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜15のアリールスルホニル基、カルボキシル基、または、カルボン酸エステルの基を表わし、mは0、1または2の数を表わし、X1、X2は-OR7の基を表わし、R7 は、水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、炭素数2又は3のアルケニル基、アリール基、アラルキル基、シロクヘキシル基、または含窒素ヘテロサイクリック基を表わし、これらのうち水素原子以外は置換基を有していてもよく、Yは下記一般式(II)〜(V)のいずれか1つで示される二価の結合基を示す。)【化2】(式(II)中、a,bはそれぞれ0〜6の数を表わし、cは0、又は1の数を表わす。)【化3】(式(V)中、Zは水素原子、又は炭素数1〜4のアルキル基を表わす。)【化4】{式中、Ar、Ar1はそれぞれ独立にアリール基又は置換アリール基であり、Ar、Ar1の少なくとも一つはCOOH基及びCOSH基から選択される置換基を少なくとも一つ有し、J、J1はそれぞれ独立に下式(1)、(2)又は(3)【化5】[式中、各R11はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アルコキシハロゲン基、CN基、ウレイド基及びNHCOR12基から選択され、R12は水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アラルキル基又は置換アラルキル基であり、W1はそれぞれ独立にアルキル基であり、W2はそれぞれ独立に水素原子、CN基、CONR16R17基、ピリジニウム基及びCOOH基から選択され、Qは炭素数2〜8のアルキレン鎖であり、W3は水素原子、アルキル基又はCOOH基であり、R16、R17はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基又は置換アルキル基である。]で表わされる連結基であり、R7、R8、R9、R10はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、置換アルキル基であり、Lは2価の連結基であり、nは0または1であり、X1はそれぞれ独立にカルボニル基又は下式(4)、(5)又は(6)【化6】[式中、Z1はOR13、SR13又はNR14R15であり、Y1は水素原子、塩素原子又はCN基であり、Y2塩素原子又はCN基であり、R13、R14、R15はそれぞれ独立に水素原子、アルケニル基、置換アルケニル基、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アラルキル基又は置換アラルキル基であり、又はR14及びR15はこれらが結合された窒素原子と一緒に5員環又は6員環を形成する場合がある。]で表わされる連結基であり、該一般式(a)の化合物がSO3H基を持たない場合は少なくとも2つのCOOH基及びCOSH基から選ばれた基を有し、一般式(a)の化合物がSO3H基を持つ場合は、式中にCOOH基及びCOSH基から選ばれた基が少なくともSO3H基の数と同数である。}【化7】 Pc(SO3H)j(SO2-NR18-L1-NR19-X2-NR20-G)k (b){式中、Pcは金属を含有するフタロシアニン核であり、R18、R19、R20はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アラルキル基又は置換アラルキル基であり、L1は2価の連結基であり、X2はそれぞれ独立にカルボニル基又は下式(7)、(8)又は(9)【化8】[式中、Z2はそれぞれ独立にNR21R22、SR23又はOR23であり、Y3はそれぞれ独立に水素原子、塩素原子、Z2、SR24又はOR24であり、Y4はそれぞれ独立に塩素原子又はCN基であり、R21、R22、R23、R24はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アラルキル基又は置換アラルキル基であり、又はR21及びR22はこれらが結合された窒素原子と一緒に5員環又は6員環を形成してもよい。]で表わされる連結基であり、GはCOSH基及びCOOH基から選択された1個又は2個の基によって置換された無色の有機基であり、(j+k)は3〜4であり、一般式(b)の化合物は少なくとも一つのSO3H基を有し、かつCOSH基及びCOOH基から選択された基をSO3H基と同数以上有する。}
IPC (5件):
B41M 5/00 ,  B41J 2/01 ,  B41J 2/21 ,  C09D 11/02 PSZ ,  C09D 11/02 PTG
FI (5件):
B41M 5/00 E ,  C09D 11/02 PSZ ,  C09D 11/02 PTG ,  B41J 3/04 101 Y ,  B41J 3/04 101 A

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