軸流ファン

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：石黒健二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-005598
公開番号（公開出願番号）：特開平6-336999
出願日： 1994年01月24日
公開日（公表日）： 1994年12月06日
要約：

【要約】【目的】送風能力の低下を招くことなく、翼枚数を増加させて、軸方向寸法を短くする。【構成】軸流ファン1は、ボス部2および11枚の翼3が成形型によって一体成形されたものである。翼3の前縁4と、この前縁4に隣接する翼3の後縁5との隙間Aは、内周から外周に亘って、軸方向へ移動する成形型の制約上、最小(成形型の抜き勾配による距離と、抜き勾配の両端の平坦部の長さを加算した長さ)に設けられている。これによって、軸流ファン1に11枚の翼3を設けても、翼弦長が十分長くなる。このため、軸流ファン1が回転した際、翼面上の圧力勾配が、ソリディティ0.6弱で設けた11枚の翼の軸流ファンに比較して小さく抑えられ、剥離が抑えられて送風能力の低下が抑えられる。

請求項（抜粋）：

複数の翼を備えた軸流ファンにおいて、前記複数の翼の枚数は、7枚以上で、かつ、前記軸流ファンを軸方向から投影した際の、前記翼と、この翼に隣接する翼との隙間が、内周から外周に亘ってほぼ一定に設けられたことを特徴とする軸流ファン。

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