特許
J-GLOBAL ID:200903041042897470

燃料電池およびこれに用いるセパレータ並びにこれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-024051
公開番号(公開出願番号):特開2000-223131
出願日: 1999年02月01日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】 燃料ガスや酸化ガスの流路に生じる水を速やかに排出して燃料ガスや酸化ガスの電極へのスムースな供給を確保するセパレータを簡易に製造する。【解決手段】 セパレータを形成するセパレータ形成部材とシート材とを交互に積層して積層体を組み付け(工程S12)、積層体に形成される流路に親水性を呈する塗料を霧状に含むガスを流下する(工程S14)。そして積層体を乾燥させて解体し(工程S16,S18)、完成したセパレータを取り出す。セパレータの燃料ガスや酸化ガスの流路を形成する部位の表面には親水性を呈する材料による皮膜が形成される。積層体にガスを流下するだけで必要な部位のみに親水性皮膜を形成することができ、燃料ガスや酸化ガスの流路に生じる水を速やかに排出することができるセパレータを容易に製造することができる。
請求項(抜粋):
電解質膜と該電解質膜を挟持する二つの電極とからなる発電層と共に積層され、該発電層間の隔壁をなすと共に、積層されたときに該発電層の電極に燃料を供給する流路を形成する燃料電池用のセパレータの製造方法であって、前記流路を構成する流路構成部位を有するセパレータ形成部材を形成する形成部材形成工程と、該形成されたセパレータ形成部材をシート材と共に積層して積層体を形成する積層体形成工程と、該形成された積層体の前記流路に親水性を呈する材料を含有した塗料を流下させて前記流路構成部位の表面に前記親水性を呈する材料による皮膜を形成する皮膜形成工程とを備えるセパレータの製造方法。
Fターム (7件):
5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026BB04 ,  5H026CC03 ,  5H026CC08 ,  5H026CX04 ,  5H026HH03

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