特許
J-GLOBAL ID:200903041043684810

回転機械の診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-095612
公開番号(公開出願番号):特開平5-296888
出願日: 1992年04月15日
公開日(公表日): 1993年11月12日
要約:
【要約】【目的】本発明は、回転機械における広範な異常・障害・故障の現象を高精度で早期に検出し、回転機械の損傷を最小限に留めて回転機械の保全と信頼性の向上に寄与できることを最も主要な目的としている。【構成】本発明は、回転機械の運転条件および現象量を統合した多次元ベクトルとして表わされる総合的状態量が形成する多次元空間上に、回転機械の正常状態が許容し得る領域を設定し、検出された運転条件および現象量を統合した総合的状態量が、設定された正常領域の内部にあることによって回転機械の運転状態における健全性を判定すると共に、総合的状態量が設定された正常領域の外部にあることによって回転機械の運転状態における異常を判定することを特徴としている。
請求項(抜粋):
回転機械の運転を決定する回転数、出力等の運転条件を検出する運転条件検出手段と、前記回転機械の運転の結果として生じる軸振動等の現象量を検出する現象量検出手段と、前記運転条件検出手段および現象量検出手段によりそれぞれ検出された運転条件および現象量を入力とし、前記回転機械の運転状態に関する正常・異常の判定を行なう演算手段とを備えて構成し、前記演算手段は、運転条件および現象量を統合した多次元ベクトルとして表わされる総合的状態量が形成する多次元空間上に、前記回転機械の正常状態が許容し得る領域を設定し、前記運転条件検出手段および現象量検出手段により検出された運転条件および現象量を統合した総合的状態量が、前記設定された正常領域の内部にあることによって前記回転機械の運転状態における健全性を判定すると共に、前記総合的状態量が前記設定された正常領域の外部にあることによって前記回転機械の運転状態における異常を判定するようにしたことを特徴とする回転機械の診断装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-230491

前のページに戻る