特許
J-GLOBAL ID:200903041055135758
カメラの距離測定および迅速自動焦点合せ方法および装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-258297
公開番号(公開出願番号):特開平5-119252
出願日: 1991年07月03日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】[目的] カメラからの被写体の距離を決定し、カメラの迅速な自動焦点合せを行い、カメラにより生じたぶれを生じた画像から合焦画像を得るための、信号処理技術に基く装置および方法の提供。[構成] 被写体の少なくとも2つのイメージが1組のカメラ・パラメータに対する異なる値で記録され、2つの正規化イメージを得る。カメラ・パラメータおよび正規化イメージの値は、被写体の合焦イメージに対する2つの式を等しくすることにより得られる式に代入される。この結果として得る式を解いて被写体の距離に対する1組の解を得る。被写体の第3のイメージが1組のカメラ・パラメータに対する新しい値で記録される。第3のイメージおよびカメラ・パラメータに対する新しい値と一致する距離の解を決定して被写体を得る。
請求項(抜粋):
1組のカメラ・パラメータを特徴とするカメラから被写体の距離を決定する方法において、(a)前記カメラ・パラメータを第1の組のカメラ・パラメータ値にセットして、前記カメラ内部に前記被写体のイメージを形成し、第1のイメージを記録し、(b)前記カメラ・パラメータを第2の組のカメラ・パラメータ値にセットして、前記カメラ内部に前記被写体のイメージを形成し、第2のイメージを記録し、(c)前記第1のイメージを予め処理して第1の正規化イメージを得て、該第1の正規化イメージが、前記第1の組のカメラ・パラメータ値を特徴とする前記カメラの第1の点拡がり関数による前記被写体の合焦イメージの畳み込みに等しくなるようにし、(d)前記第2のイメージを予め処理して第2の正規化イメージを得て、該第2の正規化イメージが、前記第2の組のカメラ・パラメータ値を特徴とする前記カメラの第2の点拡がり関数の畳み込みと等しくなるようにし、(e)前記第1の正規化イメージの1組の導関数を計算して第1の組のイメージ導関数を得、(f)前記第2の正規化イメージの1組の導関数を計算して第2の組のイメージ導関数を得、(g)前記第1の組のカメラ・パラメータ値、前記第2の組のカメラ・パラメータ値、前記第1の組のイメージ導関数および前記第2の組のイメージ導関数を、前記第1の組のカメラ・パラメータ値および前記第1の組のイメージ導関数に関して前記合焦イメージに対する第1の式を前記第2の組のカメラ・パラメータ値および前記第2の組のイメージ導関数に関して表現された前記合焦イメージに対する第2の式に等しくすることにより得る式に代入することにより、前記被写体の距離が唯一の未知の変数である式を得、(h)ステップ(g)で得た式を解いて前記被写体の距離に対する第1の組の解を得、これにより距離を求める解においてフーリェ変換を計算することなく、(i)前記カメラ・パラメータ値を第3の組のカメラ・パラメータ値にセットして、前記カメラ内部の前記被写体のイメージを形成し、第3のイメージを記録し、(j)ステップ(h)において得た距離に対して、前記第3の組のカメラ・パラメータ値および前記第3のイメージと一致する前記第1の組の解の項を決定して、カメラ・システムからの前記被写体の距離を得ることを特徴とする方法。
IPC (5件):
G02B 7/36
, G01C 3/06
, G03B 13/36
, G06F 15/62 415
, H04N 5/232
FI (2件):
G02B 7/11 D
, G03B 3/00 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平1-178941
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特開平2-243071
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特開平1-122274
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