特許

J-GLOBAL ID：200903041061270934

ゴルフクラブヘッドの製造方法

発明者： 武田 均
出願人/特許権者： 株式会社遠藤製作所
代理人 (1件)： 牛木 護
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-063532
公開番号（公開出願番号）：特開平7-265475
出願日： 1994年03月31日
公開日（公表日）： 1995年10月17日
要約：

【要約】【目的】 ヘッド本体のバック側にウェイトを機械的な手段で確実かつ強固に固定する。【構成】 チタン合金からなるヘッド本体11a の後面、すなわち、ウェイト12a への突き合わせ面16a に複数の凹溝17a ,19a を形成する。ベリリウム銅合金からなるウェイト12a の前面、すなわち、ヘッド本体11a への突き合わせ面21a には複数の凸条22a ,24a を形成する。凹溝17a ,19a は、突き合わせ面16aに対し前方向において遠心的な方向性をもって傾斜している。ヘッド本体11a とウェイト12a との結合前、凸条22a ,24a は、突き合わせ面21a に対し垂直な方向性を有している。プレス装置により、各凸条22a ,24a を全体的に塑性変形させながら各凹溝17a ,19a に圧入し、ヘッド本体11a とウェイト12a とを互いに固定する。

請求項（抜粋）：

フェースを有するヘッド本体と、このヘッド本体のバック側に固定されるウェイトとを備えたゴルフクラブヘッドの製造方法において、前記ヘッド本体およびウェイトの突き合わせ面の一方に凹部を形成するとともに、他方に前記凹部に圧入される複数の凸部を形成し、前記凹部は、前記突き合わせ面に対し互いに異なる方向性をもって傾斜しそれぞれ前記凸部が圧入される複数の部分を有するものとし、前記凸部を全体的に塑性変形させながら前記凹部に圧入して、ヘッド本体とウェイトとを互いに固定することを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。