特許
J-GLOBAL ID:200903041061748001

電離箱検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-328574
公開番号(公開出願番号):特開2003-130958
出願日: 2001年10月26日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】遮蔽膜を形成せずに、アルミ製外側電極及びアルミ製カバーによる自己汚染線量率が10nGy/h以下の所定値を越えぬ電離箱検出器を提供する。【解決手段】自己汚染線量率の所定値をSnGy/hとすると、外側電極及びカバーに用いる素材アルミを、この素材アルミから放射されるβ線のカウント数が80Sカウント/10h以下の素材、または、この素材アルミ中の 238U及び 232Th 、39Kの濃度が、 238Uの1ppm を1.05単位、 232Th の1ppm を0.30単位、39Kの1ppm を3.0 ×10-5単位として、3核種の合計で0.25S単位以下の素材、に限定する。
請求項(抜粋):
中心部にある中央電極と、中央電極の外側を囲む外側電極と、外側電極の外側を覆うカバーとが、それらの下部において相互に電気的に絶縁されて保持部材に保持され、外側電極と保持部材とで密閉容器が形成され、その密閉容器内には加圧されたガスが封入されている電離箱検出器であって、外側電極及びカバーをアルミで作製し、外側電極及びカバーによる自己汚染線量率を10nGy/h以下の所定値SnGy/hより小さくするために、前記アルミ素材を、これから放射される20keV以上のβ線のカウント数が80Sカウント/10h以下である素材とする、ことを特徴とする電離箱検出器。
IPC (3件):
G01T 1/185 ,  G01T 1/14 ,  H01J 47/06
FI (3件):
G01T 1/185 A ,  G01T 1/14 ,  H01J 47/06
Fターム (12件):
2G088EE09 ,  2G088FF02 ,  2G088FF04 ,  2G088GG01 ,  2G088JJ01 ,  2G088JJ09 ,  2G088JJ31 ,  2G088JJ37 ,  2G088LL02 ,  2G088LL06 ,  5C038DD03 ,  5C038DD04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 電離箱検出器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-354656   出願人:富士電機株式会社

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