特許
J-GLOBAL ID:200903041064141922

画像読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-246950
公開番号(公開出願番号):特開平11-088898
出願日: 1997年09月11日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 広ダイナミックレンジで画像を読み取ることができ、かつ低コストに構成する。【解決手段】 スキャナコントローラ42は、耐ブルーミング特性を有するCCDセンサ28R,28G,28B により同一の画像を複数回測光させると共に、各回の測光で電荷蓄積時間が2倍ずつ増加するように電荷蓄積時間を設定し、かつ電荷蓄積時間の長さに対応するビットシフト量をレベルシフタ36に設定する。各回の測光でCCDセンサ28から出力された測光信号は、増幅器32で増幅され、A/D変換器34で測光データに変換され、レベルシフタ36でビットシフトされ、LUT38で対数変換されて画像メモリ44に出力される。コンパレータ40は測光データを所定値と比較して蓄積電荷の飽和が発生したか否を画素毎に判定し、飽和が発生していないと判定された画素のデータのみが画像メモリ44に記憶される。
請求項(抜粋):
耐ブルーミング特性を有し、複数のセルの各々で入射光に応じた電荷を各々蓄積する電荷蓄積型光センサを備え、該電荷蓄積型光センサの各セルに蓄積された電荷量を表す測光データを出力する測光手段と、前記電荷蓄積型光センサの複数のセルの各々に読取対象画像の各画素からの光を入射させる光学系と、単一の読取対象画像からの光により、互いに異なる電荷蓄積時間で前記電荷蓄積型光センサの各セルに複数回電荷を蓄積させる蓄積制御手段と、前記電荷蓄積型光センサの各セルで蓄積電荷の飽和が生じなかったか否かに応じて、前記測光手段から出力された測光データが有効か否かを各セルに対応するデータ毎に判断する判断手段と、前記電荷蓄積型光センサにおける電荷蓄積時間に基づき、前記測光手段から出力された測光データを、読取対象画像の各画素の階調値を表す画像データに変換する変換手段と、前記測光手段から複数回出力される測光データのうち、各画素毎に、前記判断手段によって有効と判断されかつ最も長い電荷蓄積時間で蓄積された電荷量に応じて前記測光手段から出力されたデータに対応する前記画像データを選択する選択手段と、を含む画像読取装置。
IPC (3件):
H04N 9/07 ,  H04N 1/028 ,  H04N 5/335
FI (4件):
H04N 9/07 A ,  H04N 1/028 A ,  H04N 1/028 C ,  H04N 5/335 Q

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