特許
J-GLOBAL ID:200903041072589991

エンジンのデコンプ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-318936
公開番号(公開出願番号):特開平10-159524
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 エンジンのデコンプ機構において、遠心重錘と、これを被動タイミングギヤに支持する枢軸と、遠心重錘の揺動をデコンプカム軸に伝達する作動ピンとを、一本の鋼線により一部品として構成できるようにして、コストの低減を図る。【解決手段】 鋼線により遠心重錘26を弓形に形成し、この重錘の両端から鋼線を側方へ曲げ加工により屈曲させて枢軸27及び々ピン35を形成する。
請求項(抜粋):
一端面に、機関弁(4,5)を開閉するためのカム(10)が連設された被動タイミングギヤ(8)の他端面に環状凹部(22)を形成し、この環状凹部(22)からカム(10)にかけて、カム(10)のベース面(10a)に微小リフト部(33)を形成する第1位置(A)と、該微小リフト部(33)を退去させる第2位置(B)との間を回動するデコンプカム軸(30)を設け、環状凹部(22)に収容される遠心重錘(26)の基端に形成された枢軸(27)を被動タイミングギヤ(8)に設けられた枢軸孔(28)に嵌合すると共に、遠心重錘(26)の先端に形成された作動ピン(35)を、遠心重錘(26)の遠心作動によりデコンプカム軸(30)を第1位置(A)から第2位置(B)へ回動し得るようにデコンプカム軸(30)に係合し、遠心重錘(26)に、これをデコンプカム軸(30)の第1位置(A)側へ付勢するデコンプばね(36)を接続した、エンジンのデコンプ機構において、遠心重錘(26)と、この遠心重錘(26)の一端から側方へ屈曲してなる枢軸(27)と、遠心重錘(26)の他端から側方へ屈曲してなる作動ピン(35)とを一本の鋼線により一体に形成したことを特徴とする、エンジンのデコンプ機構。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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