特許
J-GLOBAL ID:200903041073111440

自己膨張型の体内人工装具を解放するための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-121304
公開番号(公開出願番号):特開平7-051384
出願日: 1994年06月02日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 簡単且つ確実に作動する体内人工装具解放装置を提供する。【構成】 体内人工装具1は、本装置に装着された状態において、半径方向に圧縮されて円筒形のチャンバ14の中に位置する。体内人工装具の基端側の領域Aは、第1の外側カテーテル3の中に位置し、先端側の領域Bは第2の外側カテーテル30の中に位置する。血管11の中で体内人工装具1を解放するためには、例えば、第2の外側カテーテル30を最初に後退させる。次に、体内人工装具1を摩擦により第1の外側カテーテル3の中に保持し、第2の外側カテーテル30を前進させることにより、体内人工装具を再び折り畳んで位置決めすることができる。最後に、第1の外側カテーテル3を後退させることにより体内人工装具1を解放する。
請求項(抜粋):
先端部及び基端部を有する長く可撓性の外側カテーテル(3)と、該外側カテーテル(3)と同軸状に配列された長く可撓性の内側カテーテル(6)とを備え、該内側カテーテル(6)が、その先端部に設けられるチップ(7)と、該チップの基端側に設けられて体内人工装具(1)を収容するための手段(14)とを有し、前記外側カテーテル(3)が、前記手段(14)の周囲で該外側カテーテルの長手方向に摺動可能であり、前記手段を解放するために後退することができる自己膨張型の体内人工装具を解放するための装置において、前記外側カテーテル(3)の周囲で該外側カテーテルと同軸状に配列された第2の外側カテーテル(30)を備え、該第2の外側カテーテルは、前記第1の外側カテーテル(3)の周囲で長手方向に摺動することができ、前記第2の外側カテーテル(30)の先端部(30b)は、体内人工装具(1)が装着された状態において、前記第1の外側カテーテル(3)を越えて先端側に伸長し、前記体内人工装具(1)の先端側の領域(B)が、前記第2の外側カテーテル(30)の内側(31)に圧接し、また、基端側の領域(A)が、前記第1の外側カテーテル(3)の内側に圧接し、前記第2の外側カテーテル(30)及び前記第1の外側カテーテル(3)は、前記体内人工装具(1)を解放するために、前記内側カテーテル(6)の周囲にある前記体内人工装具(1)から後退することができるように構成されたことを特徴とする自己膨張型の体内人工装具を解放するための装置。
IPC (2件):
A61M 29/02 ,  A61B 17/00 320

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