特許
J-GLOBAL ID:200903041073853986

フランジを有する形鋼の自在圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-047635
公開番号(公開出願番号):特開平5-212402
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 斜行ロール方式によって大きなウェブ拡幅を行ってもウェブくびれを発生させず、また、ウェブ拡幅を行わない場合でも良好なウェブ厚み分布の製品を得るフランジを有する形鋼の圧延方法を提供する。【構成】 形鋼のユニバーサル圧延工程の中間圧延工程と仕上圧延工程との間で、左右一対の斜行ロールを被圧延材のフランジ内側に配置してウェブ高さを拡幅圧延する際に、中間圧延工程のうち少なくとも1基以上のユニバーサル圧延機RUにおける上下水平ロール2Hの左右両端周面の各々に目標最大拡幅量とウェブ厚から求めた所定断面積の凹部を設け、圧延材のウェブ両端部に余肉部18を形成するとともに、ユニバーサル圧延機RUと近接して配置した孔型深さ可変機構を有するエッジャー圧延機KEでフランジ先端部を成形しつつ余肉部18を圧下調整する。
請求項(抜粋):
粗圧延工程、中間圧延工程、および仕上圧延工程からなる形鋼圧延プロセスの前記中間圧延工程と仕上圧延工程との間で、その軸芯が圧延方向に水平な面内でかつ圧延方向に垂直な面に対して所定の角度θH を有する左右一対の斜行ロールを被圧延材のフランジ内側に配置してウェブ高さの拡幅を行う形鋼の圧延方法において、前記中間圧延工程のうち、少なくとも1基以上のユニバーサル圧延機における上下水平ロールの左右両端周面の各々に、目標最大拡幅量と製品ウェブ厚から求めた必要最大余肉面積の少なくとも1/4に相当する断面積の凹部を設け、形鋼のウェブ両端部に余肉部を形成するとともに、該ユニバーサル圧延機と近接して配置した孔型深さ可変機構を有するエッジャー圧延機でフランジ先端部を成形しつつ前記余肉部を圧下調整することを特徴とするフランジを有する形鋼の自在圧延方法。
IPC (2件):
B21B 1/08 ,  B21B 13/12

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