特許
J-GLOBAL ID:200903041074360533

共通バスシステムにおける排他制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅野 中
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-285010
公開番号(公開出願番号):特開平6-110847
出願日: 1992年09月30日
公開日(公表日): 1994年04月22日
要約:
【要約】【目的】 共通バスシステムにおいて、各プロセッサからのバス使用権要求とロック要求の発行に際し、インタフェースの削減を図るとともにファームウェアの介入を抑え、性能向上を図る。【構成】 共通バス上に複数のプロセッサ1,2及びシステム制御部3が接続され、各プロセッサ1,2からシステム制御部3へバス使用権要求及びロック要求を送出する。システム制御部3では各プロセッサ1,2からのバス使用権要求を調停し、許可信号を生成し、またロックフラグを備えロック要求を調停し、ロック成功時許可信号を生成する。これらの2つの許可信号の論理和をとって各プロセッサ1,2へ送出する。各プロセッサでは、本許可信号を受け取るまで後続のシステム制御部への要求送出を抑止する。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサ及びシステム制御部が共通バスに接続されたシステムにおける排他制御方式であって、各プロセッサは、システム制御部へ資源要求として、バス使用権を獲得するためのバス使用権要求及び排他制御のためのロック要求を送出する手段を有しており、システム制御部は、前記各プロセッサからのバス使用権要求を所定の優先順位に従って調停し、バス使用権が獲得されると各プロセッサ対応にバス使用許可信号を出力するバス要求調停手段と、システム制御部内に存在するロック中か否かを示すロックフラグを参照し、ロック中でなければロックフラグをセットするとともにロック成功信号を出力するロック要求制御手段とを有し、前記バス使用許可信号と前記ロック成功信号の論理和を資源要求許可として各プロセッサへ送出する機能を備えており、前記資源要求許可を受けたプロセッサは、前記資源要求がバス使用権要求であればバスサイクルを起動し、バスにリクエストを送出するとともに後続の資源要求を発行し、前記資源要求がロック要求であれば後続の資源要求を発行する機能を備えたものであることを特徴とする共通バスシステムにおける排他制御方式。

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