特許
J-GLOBAL ID:200903041074815999
通信制御装置、通信制御方法、通信制御プログラム、通信制御用データ構造
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
山崎 隆
, 坂口 博
, 市位 嘉宏
, 上野 剛史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-121263
公開番号(公開出願番号):特開2004-328433
出願日: 2003年04月25日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
【課題】受信パケットについて転送先経路を検索用情報に基づき決定する検索処理を改善する。【解決手段】検索用情報は木構造に対応付けられる。各マスク用プレフィックスは少なくとも1個のエントリに対応付けられ、各エントリは、それに対応付けられたマスク用プレフィックスのマスク長さの情報とソート・キーとを含み、ソート順に従って木構造内のいずれかのノードに割当てられる。各ノードはそれらのエントリに基づく枝により1階層下の別々のノードへリンクされる。抽出手段26は、受信パケットの送信先アドレスを抽出し、検索手段27は、検索制御手段29の指示による検索対象ノード28において抽出アドレスと最大一致するプレフィックスの情報をもつエントリを検索する。経路決定手段30は、ノード別検索処理の終了後、今回の全検索対象ノードの最大一致プレフィックスの中で最大長のものに基づき受信パケットの転送先経路を決定する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
受信パケットの送信先アドレスから該受信パケットの次の転送先経路を決定するために使用する検索用情報を記憶する記憶装置、及び前記検索用情報に基づいて受信パケットの転送先経路を検索する経路検索装置を含み、
前記検索用情報は木構造に対応付けられたものであり、
該木構造における各ノードは1個以上のエントリを有し、
各マスク用プレフィックスは少なくとも1個のエントリに対応付けられ、
各エントリは、それに対応付けられたマスク用プレフィックスのビット数(以下、「マスク長」と言う。)の情報とソート・キーとを含み、
ソート・キーのビット数は、全部のマスク用プレフィックスのマスク長の内の最大マスク長以上に設定され、
ビット列を二分割したときの分割位置に対して上位側及び下位側の部分をそれぞれ上位側ビット列部分及び下位側ビット列部分と名付けて各ソート・キーの上位側ビット列部分は、該ソート・キーをもつエントリに対応付けられているマスク用プレフィックスと同一に設定され、
エントリは、それらがもつソート・キーのソート順に基づいて前記木構造の所定のノードに割当てられ、
各ノードは、それに含まれる複数個のエントリをそれらのソート・キーに基づいてソートしたエントリ・リストをもち、
葉ノードを除く各ノードは、該ノードのエントリ・リストの各エントリに係る各枝により1個下の階層の各ノードへリンクを設定可能とされ、
前記経路検索装置は、
受信パケットから該受信パケットの送信先アドレスを抽出する(以下、該抽出した送信先アドレスを「抽出アドレス」と言う。)アドレス抽出手段、
各検索対象ノードにおいて該検索対象ノードの中で抽出アドレスの上位側ビット列部分と一致するマスク用プレフィックスの情報をもつエントリを該当エントリとして検索し該当エントリが唯一であればその唯一の該当エントリをノード内一致エントリとしまた該当エントリが複数個であれば該当エントリの中でマスク長さが最大のマスク用プレフィックスの情報をもつエントリをノード内一致エントリとするノード内一致エントリ検索手段、
前記ノード内一致エントリ検索手段に検索対象ノードを指示する検索制御手段であって各検索対象ノードにおける各エントリのソート・キーと抽出アドレスとの対比に基づいてリンクを選択し該選択したリンクに係るノードを次の検索対象ノードに決定しリンクが無い場合にはノード別検索処理の終了と判断する検索制御手段、及び
ノード別検索処理の終了後、抽出アドレスに係る複数個のノード内一致エントリに対応のマスク用プレフィックスの中で最大マスク長のものに基づき、該抽出アドレスに係る受信パケットの転送先経路を決定する転送先経路決定手段、
を有していることを特徴とする通信制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
5K030GA01
, 5K030HA08
, 5K030HD03
, 5K030KA05
, 5K030LB05
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