特許
J-GLOBAL ID:200903041077820306

プログラムのデバッグ方法、デバッグ装置およびプログラムデバッグ用の記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-157591
公開番号(公開出願番号):特開2002-351695
出願日: 2001年05月25日
公開日(公表日): 2002年12月06日
要約:
【要約】【課題】 リアルタイムOSを使用したマルチタスク・システムのデバッグにおいて、関数ステップを実行した場合に、ディスパッチ先タスクで実行を停止したり、複数のタスクから共用される関数では他タスクにディスパッチしているときはプログラムを停止しないようなデバッグ方法を提供する。【解決手段】 現在のSPレジスタ値を保存するステップS301と、OSのディスパッチャに実行ブレークを設定するステップS303と、OSのプログラムコード領域外までプログラムの実行を進めるステップS307と、前記ステップS307でのSP値と、前記ステップS301でのSP値との比較を行うステップS308とを少なくとも含んでいる。
請求項(抜粋):
リアルタイムOS上で並列に実行される複数のタスクを持つアプリケーションをデバッグする方法において、リアルタイムOSの内部情報として、リアルタイムOSプログラムコード領域の先頭アドレスと、リアルタイムOSプログラムコード領域の末尾アドレスと、ディスパッチを行うサブルーチンの先頭アドレスとを保持させるステップと、現在のプログラムカウンタが指している命令の次の命令位置に第1の実行ブレークを設定し、かつ同時に前記内部情報を参照してリアルタイムOS内部にも第2の実行ブレークを設定して、プログラムの実行を開始するステップと、プログラムの実行がブレークによって停止したときに前記第1実行ブレークと前記第2実行ブレークの設定解除を行い、そのときのブレーク要因が前記第1の実行ブレークか前記第2の実行ブレークかを判別するステップと、前記第2の実行ブレークでプログラムが停止したのであれば、前記内部情報を参照してリアルタイムOSプログラムコード領域からアプリケーションプログラムコード領域までプログラムカウンタを進めるステップと、前記アプリケーションプログラムコード領域までプログラムカウンタが進んだ後に、関数ステップの実行を終了するステップと、を含むことを特徴とするプログラムのデバッグ方法。
Fターム (4件):
5B042GA23 ,  5B042HH01 ,  5B042HH23 ,  5B042HH43

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