特許
J-GLOBAL ID:200903041087699637
能動型振動制御装置及び能動型騒音制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-271002
公開番号(公開出願番号):特開平7-129250
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】大幅な演算負荷の増大等を招くことなく、適応ディジタルフィルタの更新演算に必要な基準処理信号を演算する際の誤差を小さくできるようにする。【構成】ステップ104でフィルタ係数Wi を駆動信号yとして出力した直後にステップ105でタイマを零クリア・スタートし、そして、ステップ109で基準信号xが入力されたと判定された場合には、ステップ113に移行し、その時点のタイマの値をサンプリング・クロックの時間間隔で割った値を端数EDとしてセットする。そして、ステップ102では、その端数EDに基づいて、基準処理信号RT を演算する際に足し合わす伝達関数フィルタのフィルタ係数を選択する。
請求項(抜粋):
振動源から発せられた振動と干渉する制御振動を発生可能な制御振動源と、前記振動源の振動発生状態を検出し基準信号として出力する基準信号生成手段と、前記干渉後の振動を検出し残留振動信号として出力する残留振動検出手段と、フィルタ係数可変の適応ディジタルフィルタと、前記基準信号と前記適応ディジタルフィルタの各フィルタ係数とを畳み込んで前記制御振動源を駆動する駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、前記制御振動源及び前記残留振動検出手段間の伝達関数を有限インパルス応答関数の形でモデル化したディジタルフィルタである伝達関数フィルタと、前記基準信号と前記伝達関数フィルタの各フィルタ係数とを畳み込んで基準処理信号を演算する基準処理信号演算手段と、前記残留振動信号及び前記基準処理信号に基づいて前記干渉後の振動が低減するように前記適応ディジタルフィルタのフィルタ係数を更新する適応処理手段と、を備え、固定のサンプリング・クロックに同期して各演算処理を実行する能動型振動制御装置において、前記基準信号の周期を前記サンプリング・クロックの間隔で割った場合の端数を求める端数演算手段と、この端数演算手段の演算結果に応じて前記基準処理信号演算手段における畳み込み演算に用いられる前記伝達関数フィルタのフィルタ係数を選択するフィルタ係数選択手段と、を設けたことを特徴とする能動型振動制御装置。
IPC (4件):
G05D 19/02
, F16F 15/02
, G05B 13/02
, G10K 11/16
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