特許
J-GLOBAL ID:200903041088390443

粘性流体封入フィルムダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-068954
公開番号(公開出願番号):特開2004-278600
出願日: 2003年03月13日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】可撓性フィルムを袋状に閉じて内部に粘性粒体を封入して成るフィルムダンパを、支持部材と被支持部材との相対変位時に内部の粘性流体を十分に粘性流動させて効果的に振動減衰効果を発揮させ得るようにする。【解決手段】可撓性フィルム18を袋状に閉じて容器22となし、内部に粘性流体24を封入するとともに可撓性フィルム18に支持部材12及び被支持部材10への固定部26を設けて成り、それら支持部材12と被支持部材10とが相対変位したとき全体的に形状変化して内部の粘性流体24を流動させることにより振動減衰するフィルムダンパ16を、製造時の厚みT0/取付状態の厚みTを偏平度Xとしたとき、偏平度Xが0.25〜0.44の範囲内となる偏平形状に製造した後、厚み方向に拡げ立体形状化した状態で支持部材12と被支持部材10との間に取り付ける。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
可撓性フィルムを袋状に閉じて容器となし、内部に粘性流体を封入するとともに該可撓性フィルムに支持部材及び被支持部材への固定部を設けて成り、それら支持部材と被支持部材とが相対変位したとき全体的に形状変化して内部の粘性流体を流動させることにより振動減衰する粘性流体封入フィルムダンパであって、 前記フィルムダンパの製造時の厚みT0/取付状態の厚みTを偏平度Xとしたとき、該偏平度Xが0.25〜0.44の範囲内となる偏平形状に該フィルムダンパを製造し、その後に厚み方向に拡げ立体形状化した状態で前記支持部材と被支持部材との間に取り付けたことを特徴とする粘性流体封入フィルムダンパ。
IPC (3件):
F16F13/12 ,  G11B33/02 ,  G11B33/08
FI (3件):
F16F13/00 620M ,  G11B33/02 301G ,  G11B33/08 E
Fターム (4件):
3J047AA07 ,  3J047AB04 ,  3J047CD01 ,  3J047FA01

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