特許
J-GLOBAL ID:200903041094139736
マスタシリンダ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥山 尚男 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-076896
公開番号(公開出願番号):特開平11-268629
出願日: 1998年03月25日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 大流量の作動液を急速に補給でき、特に製造工程のエア抜きに時間がかからず、トラクションコントロールの作動時に、十分な性能が発揮できる。【解決手段】 マスタシリンダMCの作動液リザーバから、作動液供給口20aから補給通路22,23,24、ピストン5に形成された作動液補給口5aを介して、作動液を圧力室9に補給する、第1の補給通路20に並列に、作動液供給口20aから、直に圧力室9に、第2の補給通路50を形成して、該第2の補給通路50内にチェック弁51を配設し、該チェック弁51により、圧力室9内の圧力が作動液リザーバの圧力より低いとき開弁して、圧力室9に作動液を流入させ、圧力室9内の圧力が作動液リザーバの圧力より高いとき閉弁して、圧力室9から作動液リザーバに作動液を流入させないようにする。
請求項(抜粋):
一端に開口部を有するボディ本体と、該ボディ本体の開口部に結合させるキャップとによってシリンダハウジングを構成し、前記キャップ内に嵌挿されるとともに、該シリンダハウジング内に嵌装されたスリーブと、ピストンガイドとによって案内されるピストンを摺動可能に設け、該ピストンと前記シリンダハウジングとによって圧力室が画成されるマスタシリンダにおいて、外部の作動液補給源から、前記ピストンに形成された作動液補給口を介して、該作動液を前記圧力室に補給する、前記シリンダハウジング内に形成された第1の補給通路に並列に、前記作動液補給源から直に前記圧力室に、第2の補給通路を形成して、該第2の補給通路内にチェック弁を配設し、該チェック弁により、前記圧力室内の圧力が前記作動液補給源の圧力より低いとき開弁して、該圧力室に作動液を流入させ、前記圧力室内の圧力が前記作動液補給源の圧力より高いとき閉弁して、該圧力室から前記作動液補給源に作動液の流入を阻止させることを特徴とするマスタシリンダ。
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