特許
J-GLOBAL ID:200903041098719460
管継手
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-144208
公開番号(公開出願番号):特開2005-299910
出願日: 2004年04月12日
公開日(公表日): 2005年10月27日
要約:
【課題】 従来の締め込み式継手において継手本体2のチューブ接続部最大外径Dと袋ナット6の最小内径部dとの間の図2の間隙Cでチューブ肉厚を圧縮する構造では袋ナット締め付け時にチューブTも同時に回転し、機器間でのチューブの捩れ、閉塞を生じてしまう。【解決手段】 このチューブ回転を防止するため袋ナットを袋ナット本体4とスリーブ5に分割し、袋ナット本体4にスリーブ5を回転可能な状態に圧入し、袋ナット本体4を締め付けてもスリーブ5及びチューブTは回転しない構造で、最小の部品点数の増加に押さえ安価で管継手としての性能も満足する構造とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱可塑性合成樹脂を使用した管体(以下チューブと呼ぶ)の接続に使用されるチューブ用継手において、継手本体と袋ナットのみで構成される継手で、継手本体にチューブ内径より大きいチューブ挿入部を有し、袋ナットを締め付けていくことにより、チューブ挿入部と袋ナットの最内径部との間隙でチューブ肉厚を圧縮することで気密性を維持している継手では、袋ナットを締め付けていく段階で、ナットが締まるほど圧縮が大きくなり、このためナットが回転する方向にチューブが同時に回転してしまうが、この回転によるチューブ捩れを防止するため袋ナットの構造をスリーブとナット本体に2分割し、ナット本体とスリーブに隙間を設け、かつナット本体にスリーブ受けの段差部を設け、スリーブをナット本体に圧入することでナット本体とスリーブを一体とし、このナットをチューブを取り付けた継手本体に締め付けることで、締め付け時にナット本体のみが回転し、スリーブとチューブは常に同じ向きから回転することがなく、ナット本体の動きにかかわらずチューブの捩れが発生することを防止することが可能な継手。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
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