特許
J-GLOBAL ID:200903041101139453

極めて鉄損の低い方向性電磁鋼板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200032
公開番号(公開出願番号):特開平11-043746
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】 AlN をインヒビターとする方向性電磁鋼板においてB<SB>8</SB>の値にして極めて高い値を得、かつ本質的に内在する製品の結晶粒径の粗大化という不安定性を解消した、極めて鉄損の低い方向性電磁鋼板を提案する。【解決手段】 結晶方位の(110)〔001〕方位から圧延方向の平均面内ずれ角が4度以内、かつ圧延方向と直交する方向に隣接する結晶粒径8mm以上の粒同士の平均面内角度差が7度以内であり、粒径8mm以上の結晶粒径の面積比率が75%以上、かつ全結晶粒の平均結晶粒径が25mm以下であり、Niを0.01〜1.5 wt%、Sbを0.01〜0.15wt%を含有し、かつSb含有量X(wt%)とNi含有量Y(wt%)とが下式の関係を満足する方向性電磁鋼板。X>0.01かつY>0.01で0.3 〜7.5 X<Y<1〜10X
請求項(抜粋):
鋼板の結晶粒について、結晶方位の(110)〔001〕方位から圧延方向の平均面内ずれ角が4度以内、かつ圧延方向と直交する方向に隣接する結晶粒径8mm以上の粒同士の平均面内角度差が7度以内であり、粒径8mm以上の結晶粒径の面積比率が75%以上、かつ全結晶粒の平均結晶粒径が25mm以下であり、鋼板の成分組成について、Siを1.5 〜7.0 wt%含み、かつインヒビター補助成分としてMn, Cu, Sn, Ge, Bi, V, Nb, Cr, Te及びMoを単独あるいは2種以上の合計で0.005 〜2.5 wt%、Niを0.01〜1.5 wt%、Sbを0.01〜0.15wt%及びBを0〜0.0050wt%含有し、不純物としてCを0.003 wt%以下、S及びSeを合計して0.003 wt%以下、Nを0.003 wt%以下、Alを0.002 wt%以下、Tiを0.003 wt%以下、Pを0.30wt%以下に低減し、残部は鉄と不可避的不純物とからなり、更にSb含有量X(wt%)とNi含有量Y(wt%)とが下式の関係を満足することを特徴とする極めて鉄損の低い方向性電磁鋼板。X>0.01かつY>0.01で0.3 -7.5 X<Y<1-10X
IPC (4件):
C22C 38/00 303 ,  C21D 8/12 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
FI (4件):
C22C 38/00 303 U ,  C21D 8/12 B ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 B
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-030740
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-030740
  • 特開平2-030740

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