特許
J-GLOBAL ID:200903041104869312
粉粒体を気力輸送する方法及び輸送を一時停止する方法並びにそれらの装置
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-101894
公開番号(公開出願番号):特開平6-286872
出願日: 1993年04月05日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 凝集性、付着性、すべり性、流れ性といった点で気力輸送するのに適さない性質を持つ粉粒体であっても、安定した気力輸送を永続的に可能とする。【構成】 気体室4に導入した圧力気体を多孔質板2から通過させてポッパ1内の粉粒体40を流動層状態に維持して攪拌翼6で攪拌しつつ、さらにエゼクタポンプ9の吸入口部へ向けて設けられたノズル孔から、エゼクト用圧力気体の圧力よりも低い圧力の気体流を断続的(パルス状)に噴射しつつ、エゼクタポンプ9にエゼクト用圧力気体を供給しエゼクト用圧力気体の噴射流によってポッパ1内に流動層状態に維持されている粉粒体40をエゼクタポンプ9内へ吸引し、さらにエゼクタポンプ9の吐出口部において粉粒体40の流れの下流方向に向けて搬送用の圧力気体を吹き込み、エゼクト用の圧力気体流と搬送用の圧力気体流との合流された気体流によって粉粒体40を気力輸送する。
請求項(抜粋):
粉粒体を貯溜するためのホッパ(1)の下部に設けた、多孔質板(2)の下側の気体室(4)に導入した圧力気体を多孔質板(2)を通過させてホッパ内(1)の粉粒体(40)を流動層状態に維持し、該流動層状態に維持された粉粒体(40)を攪拌翼(6)で攪拌しつつ、さらにホッパ(1)に設けたエゼクタポンプ(9)のエゼクト用圧力気体の噴射ノズル(10)とは別の位置でしかもエゼクタポンプ(9)の吸入口部(11)へ向けて設けられたノズル孔(12)から、エゼクト用圧力気体の圧力よりも低い圧力の気体流を、断続的(パルス状)に噴射しつつ、前記エゼクタポンプ(9)にエゼクト用の圧力気体を供給し、該エゼクト用圧力気体の噴射流によって前記ホッパー(1)内に流動層状態に維持されている粉粒体(40)をエゼクタポンプ(9)内へ吸引し、さらにエゼクタポンプ(9)の吐出口部(14)において粉粒体の流れの下流方向に向けて搬送用の圧力気体を吹き込み、前記エゼクト用の圧力気体流と搬送用の圧力気体流との合流された気体流によって粉粒体を気力輸送する方法。
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