特許
J-GLOBAL ID:200903041104941340
移動体の異常検出システム、及び移動体の異常検出方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
長谷川 芳樹
, 寺崎 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-368705
公開番号(公開出願番号):特開2004-199501
出願日: 2002年12月19日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】MTシステムを用い移動体の異常を精度良く検出する移動体の異常検出システムを提供する【解決手段】移動体10に設けられた異常検出システム1は、計測部12と信号処理部14と演算パラメータ記録DB16とMD算出部18と異常検出部20とを備える。計測部12は移動体の各部における特性量を計測する。信号処理部14は計測部12によって計測される特性量よりなる第1の信号に、移動体10の異常に基づく成分を強調する所定の信号処理を施してなる第2の信号を生成する。マハラノビス距離算出部18は、演算パラメータ記録データベース16に記録された演算パラメータによるマハラノビス距離計算式に、第2の信号から複数ポイントの信号値を抽出してなるベクトルデータを代入してマハラノビス距離を算出する。異常検出部20はこのマハラノビス距離と所定の閾値とを比較して移動体10の異常を検出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
移動体の異常を検出する異常検出システムであって、
前記移動体において所定の特性量を計測する計測手段と、
前記計測手段によって計測される前記特性量からなる第1の信号に、当該第1の信号に含まれ前記移動体に発生する異常に基づく成分を強調する所定の信号処理を施してなる第2の信号を生成する信号処理手段と、
前記第2の信号から抽出される複数ポイントの信号値からなり、前記移動体から各々取得される複数のベクトルデータによって形成される基準空間であって、当該複数のベクトルデータ各々が所定の基準時に前記計測手段によって計測される前記特性量に基づいて生成される基準空間において導出されるマハラノビス距離計算式の演算パラメータを記録する演算パラメータ記録手段と、
前記移動体の稼働時において前記計測手段によって計測される前記特性量に基づいて前記信号処理手段によって生成される前記第2の信号から複数ポイントの信号値を抽出してなるベクトルデータを前記演算パラメータ記録手段に記録された前記演算パラメータによるマハラノビス距離計算式に代入し、マハラノビス距離を算出するマハラノビス距離算出手段と、
前記マハラノビス距離算出手段によって算出された前記マハラノビス距離と所定の閾値とを比較することによって前記移動体の異常を検出する異常検出手段とを備えることを特徴とする異常検出システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
5H223AA09
, 5H223AA10
, 5H223BB02
, 5H223BB06
, 5H223BB09
, 5H223DD07
, 5H223EE29
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
製造工程のための管理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-122621
出願人:沖電気工業株式会社, 宮崎沖電気株式会社
前のページに戻る