特許
J-GLOBAL ID:200903041108973181

車両のサスペンシヨン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-251184
公開番号(公開出願番号):特開平5-085128
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 減衰バルブの精度誤差を制御の上で補償して、コストの低廉化を図りつつ乗心地及び操安性等の向上を図る。【構成】 車体と各車輪との間にそれぞれ流体シリンダを配置するとともに、該各流体シリンダにガスばねを接続する。そして、検査時に上記各流体シリンダに対して所定流量を波状に変化する速度でもって給排するよう指令する。その指令時に車高センサで検出された実際の車高の変化状態ΔXA と予め設定された目標の車高変化状態ΔXT との差(ΔXT -ΔXA )を算出し、その差に比例した補正値KH を各車輪毎に記憶し、その後の流量制御弁の切換え制御に反映させる。
請求項(抜粋):
車体と各車輪との間にそれぞれ配置された流体シリンダと、該各流体シリンダに減衰バルブを介して連通されたガスばねと、上記各流体シリンダに対する流体の給排を切換える流量制御弁と、該流量制御弁の切換えを制御する制御手段とを備えて、車両のサスペンション特性が変更可能な車両のサスペンション装置において、各車輪に設けられ、車高を検出する車高センサと、検査時に上記制御手段に対して、上記各流体シリンダに所定流量を波状に変化する速度でもって給排するよう指令をする検査指令手段と、該検査指令手段の指令に基づく流量給排時に、上記車高センサで検出された車高の変動状態と予め設定された目標の車高変動状態との差を算出するとともに、その差に比例した補正値を算出する算出手段とを備えており、上記制御手段は、上記算出手段で算出された補正値を各車輪毎に記憶し、その後の上記流量制御弁の切換え制御に反映させる補正部を有することを特徴とする車両のサスペンション装置。

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