特許
J-GLOBAL ID:200903041117731620
プログラム配信システムおよび車載ゲートウェイ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
佐藤 強
, 小川 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-047802
公開番号(公開出願番号):特開2005-244313
出願日: 2004年02月24日
公開日(公表日): 2005年09月08日
要約:
【課題】 プログラム配信装置から車載ゲートウェイ装置へ配信されるプログラムが車両ECUへの不正なアクセスを実行するのを未然に回避し、プログラムの信頼性を適切に確保する。【解決手段】 プログラム配信システム1において、プログラム配信装置3は、アクセス権識別子が付加されたプログラムを車載ゲートウェイ5装置へ配信し、車載ゲートウェイ装置5では、プログラム配信装置3から配信されたアクセス権識別子に基づいて車両ECU6へのアクセス権を設定し、しかも、この際、両者の間でアクセス権識別子が付加されたプログラムに対して暗号演算を施して配信する。プログラムの車両ECU6へのアクセスの許可または禁止をアクセス権識別子により設定でき、しかも、プログラムとアクセス権識別子とを第三者の悪意による偽造や改ざんから適切に保護できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
車両ECUへのアクセスを実行するプログラムを車載ゲートウェイ装置へ配信するプログラム配信装置と、
プログラム配信装置からプログラムが配信される車載ゲートウェイ装置とを備えてなるプログラム配信システムであって、
プログラム配信装置は、アクセス権識別子が付加されたプログラムに対して一の暗号鍵による暗号演算を施して電子署名を作成し、プログラム、アクセス権識別子、電子署名および一の暗号鍵と対をなす他の暗号鍵を車載ゲートウェイ装置へ配信し、
車載ゲートウェイ装置は、プログラム配信装置からプログラム、アクセス権識別子、電子署名および他の暗号鍵が配信されると、アクセス権識別子が付加されたプログラムに対して他の暗号鍵による暗号演算を施して電子署名を作成し、プログラム配信装置により一の暗号鍵による暗号演算が施されて作成された電子署名と自身により他の暗号鍵による暗号演算が施されて作成された電子署名とを比較して電子署名の正当性を判定し、電子署名が正当である旨を検出した場合に、アクセス権識別子に基づいて車両ECUへのアクセス権を設定し、アクセス権が設定された車両ECUへのアクセスを許可すると共にアクセス権が設定されなかった車両ECUへのアクセスを禁止することを特徴とするプログラム配信システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
5K030GA15
, 5K030HD03
, 5K030JA10
引用特許:
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