特許
J-GLOBAL ID:200903041127903011

亜鉛アルカリ電池の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-169933
公開番号(公開出願番号):特開平5-021056
出願日: 1991年07月10日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】 負極活物質として亜鉛、電解液としてアルカリ水溶液、正極活物質として二酸化マンガン,酸化銀,酸素等を用いる亜鉛アルカリ電池の無水銀化技術に関わり、無公害でかつ貯蔵性,放電性能に優れた亜鉛アルカリ電池の製造法を提供する。【構成】 亜鉛合金粉末をゲル状アルカリ電解液に混合分散したゲル状負極の調整において、インジウム,鉛,ビスマス,カルシウムおよびアルミニウムの群のうちの少なくとも1種以上を含む亜鉛合金を活物質に用い、前記アルカリ電解液中には、(化1)で表されるポリ・オキシ・エチレンアルキル・フェニルエーテル系界面活性剤を前記亜鉛合金に対して0.001〜0.1wt%含有させるかまたは前記界面活性剤ならびにインジウム塩を出発物質とし、その水溶液中での中和処理で合成した水酸化インジウムを前記亜鉛合金に対して0.005〜0.5wt%含有させる亜鉛アルカリ電池の製造法。【化1】これにより亜鉛負極からの水素ガス発生を抑制し、耐漏液性にすぐれた亜鉛アルカリ電池とすることができる。
請求項(抜粋):
亜鉛合金粉末をゲル状アルカリ電解液に混合分散したゲル状負極の調整において、インジウム,鉛,ビスマス,カルシウムおよびアルミニウムの群のうちの少なくとも1種を含む亜鉛合金を活物質に用い、前記アルカリ電解液中には、(化1)で表されるポリ・オキシ・エチレンアルキル・フェニルエーテル系界面活性剤を前記亜鉛合金に対して0.001〜0.1wt%含有させることを特徴とする亜鉛アルカリ電池の製造法。【化1】
IPC (3件):
H01M 4/12 ,  H01M 4/06 ,  H01M 4/62

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