特許
J-GLOBAL ID:200903041137821838

締結具組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-274637
公開番号(公開出願番号):特開平10-148205
出願日: 1997年10月07日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】係合する板の穴の整合ずれが生じる可能性のある、2枚の航空機板を恒久的に取り付ける締結具装置を提供する。【解決手段】 締結具組立体10は、一端に設けられた拡張した頂部14と、他端に設けられたねじ付き軸部分15と、頂部14及び該軸部分15を相互に接続する一体の主本体部分16とを有するボルト13と、ボルト13を取り囲む割り型リングブッシュ22と、変形可能な突起を有し、ボルト13に螺着可能に取り付けられた第一のナットと、同様に変形可能な突起を有し、第一のナットに螺着可能に取り付けられた第二のナットとを備え、両突起が所定の荷重が付与されたときに変形してボルト13及び第一のナットのねじ内に入り、ボルト13に螺着されたとき、第一のナットがブッシュ22に対して付勢され、第二のナットが板の下側に当接して、変形した突起と係合するねじとの間に機械的なロックを提供する。
請求項(抜粋):
整合した貫通穴を有する一対の係合板を共に恒久的に固着する締結具組立体にして、一端に設けられた拡張した頂部と、他端に設けられたねじ付きの軸部分と、該頂部及び該軸部分を相互に接続する一体の主本体部分とを有するボルトと、該ボルトの該一体の主本体部分を取り囲む割り型リングブッシュと、前記ボルトの前記ねじ付き軸部分に螺着可能に取り付けられたねじ付き貫通穴を有する主本体部分を備える第一のナットであって、該第一のナットが前記ねじ付きの軸部分に螺着可能に取り付けられた時、前記ねじ付き軸部分のねじ山に隣接する位置に配置され、該ナットと関係付けられたねじ変形手段を有し、更に、その前記主本体部分の外側に螺着された前記第一のナットと、該第一のナットの前記ねじ付きの外側に螺着可能に取り付けられたねじ付き貫通穴を有する主本体部分を備える第二のナットであって、該第二のナットが前記第一のナットの前記ねじ付きの外側に螺着可能に取り付けられたとき、前記第一のナットの前記ねじ付きの外側の前記ねじ山に隣接する位置に配置され、該第二のナットと関係付けられたねじ変形手段を有する前記第二のナットとを備える、締結具組立体。

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