特許
J-GLOBAL ID:200903041143436687

音声符号化・復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-267756
公開番号(公開出願番号):特開平6-120908
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 例えば、デイジタル移動通信システムで使用する音声符号化・復号装置に関し、回線状態が悪い場合でも音声の品質向上を図ることを目的とする。【構成】 送信側に、音声の状態情報を送出する状態判定手段1と、予め区分けした状態に適した符号化部分のうちの対応する符号化部分で符号化して符号化データに変換する符号化手段2とを設け、該状態情報と符号化データとを含む送信データに誤り訂正符号を付加して送出し、受信側に、誤り訂正・分離手段3と対応する復号部分で符号化データが復号されて音声を再生する復号手段4とを有する音声符号化・復号装置において、受信側に、入力した音声信号の所定時間毎の状態遷移から求めた状態間の遷移確率を用いて生成した修復処理テーブル5を設け、誤り訂正・分離手段から送出された状態情報に誤りが生じた時、修復処理テーブルを用いて、誤った状態情報を最も確からしい状態に修復するように構成する。
請求項(抜粋):
送信側に、音声の状態を予め複数種類の状態に区分しておき、入力音声の所定時間毎の状態が、区分した状態のうちのどの状態に対応するかを判定して状態情報を送出する状態判定手段(1) と、予め区分けした状態に適した符号化部分が設けられており、印加した状態情報に対応する符号化部分で、入力した音声を符号化データに変換する符号化手段(2) とを設け、該状態情報と符号化データとを含む送信データを送出し、受信側に、受信データ中の状態情報と符号化データを分離して送出する分離手段(3) と、該符号化部分に対応した復号部分が設けられており、印加する状態情報に対応する復号部分で符号化データを復号して音声を再生する復号手段(4) とを有する音声符号化・復号装置において、該受信側に、入力した音声信号の所定時間毎の状態を用いて求めた状態遷移確率を利用して修復処理テーブル(5) を生成し、該分離手段から送出された状態情報に誤りが生じた時、該修復処理テーブルを用いて、誤った状態情報を最も確からしい状態に修復する構成にしたことを特徴とする音声符号化・復号装置。
IPC (3件):
H04B 14/04 ,  G10L 3/00 ,  G10L 9/14

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