特許
J-GLOBAL ID:200903041145413749

リラクゼーション試験機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-138804
公開番号(公開出願番号):特開平10-332561
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 試験片に初期荷重を負荷してからリラクゼーション試験を開始するまでの時間を短縮し、正確なリラクゼーション挙動の計測を可能にする。【解決手段】 試験片TPには標点間隔Lで上板42、下板45が装着される。モータ70により試験片TPの負荷軸方向に移動可能なステージ78には差動トランス51が装着され、この差動トランス51の出力に基づいて変位制御回路60aは試験片TPの変位が一定値を保つように油圧ピストン30を駆動し、試験片TPの変位を制御する。荷重制御回路60bはステージ78を上昇させ、変位制御回路60aは、このときに生ずる差動トランス51の出力変化を元に戻すように試験片TPを変位させる。ロードセル20からの荷重信号に基づき、試験片TPに初期荷重が荷重されたことを検出するのにともない、荷重制御回路60bはモータ70の作動を停止する。以後、変位制御回路60aにより試験片TPの変位は一定に保たれ、試験データが記録装置64に記録される。
請求項(抜粋):
試験片に所定の初加重を負荷し、該初荷重により前記試験片に生じた変位をその後一定に保つように荷重を制御して該荷重の経時変化を計測するリラクゼーション試験機において、前記試験片の荷重負荷方向に所定距離を隔てて設けられた二つの標点の標点間隔の変化を検出する相対変位検出手段と、前記二つの標点のうちの少なくとも一の側の標点に対し、前記相対変位検出手段を前記試験片の荷重負荷方向に移動可能な相対変位検出手段駆動機構と、前記相対変位検出手段からの出力値の変化に基づいて前記試験片を負荷する負荷アクチュエータを制御して前記試験片の変位を一定に保持する変位制御手段と、ロードセルで検出された負荷が初荷重値となるまでの間、該初荷重値とロードセルの出力との偏差に基づいて前記相対変位検出手段駆動機構を作動させ、これにより生ずる前記相対変位検出手段の出力変化により前記変位制御手段を作動させて前記試験片に前記所定の初荷重を負荷する初荷重負荷手段とを有することを特徴とするリラクゼーション試験機。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-216035

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