特許
J-GLOBAL ID:200903041145590365

使用済み原子燃料の再処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-106209
公開番号(公開出願番号):特開2000-298190
出願日: 1999年04月14日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】陽極での電解により酸化物燃料を溶解する過程を含む、溶融塩を用いた原子燃料の再処理方法に於いて、回収されたウランおよび回収されたプルトニウムへの貴金属の混入を抑制する方法を提供する。【解決手段】溶融塩上のカバーガスとして不活性気体を使用することで、貴金属とウラン,プルトニウムの溶解電位を左右する酸素分圧の制御を可能とする。放射能の高い貴金属がウランおよび/またはプルトニウムに混入することを抑制し、燃料製造工程の低廉な運転を可能とする効果がある。
請求項(抜粋):
使用済み酸化物原子燃料を陽極溶解により溶融塩に溶解させながら、または溶解させた後、ウランとプルトニウムを回収する使用済み原子燃料の再処理方法において、溶融塩上のカバーガスとして不活性気体を使用することで、回収されたウランおよび回収されたプルトニウムへの貴金属の混入を抑制することを特徴とする再処理方法。本請求項でいう不活性気体とは燃料成分と反応しない無機気体を指し、好ましくはNe,Ar,Kr,Xe,He,N2 である。
IPC (2件):
G21C 19/44 ,  G21F 9/06 581
FI (2件):
G21C 19/44 K ,  G21F 9/06 581 G

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