特許
J-GLOBAL ID:200903041148475745

スクラップ溶解法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苫米地 正敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-214231
公開番号(公開出願番号):特開平10-046224
出願日: 1996年07月25日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 合成樹脂類を微粉炭とともにシャフト炉内に供給して行われるスクラップ溶解法において、炉内に含塩素高分子樹脂が供給された場合でも、特別な処理を行うことなく排ガス中の塩素水素濃度を効果的に低減させること【解決手段】 シャフト炉内に鉄源たるスクラップとコークスを炉頂装入し、羽口部の燃焼バーナを通じて微粉炭とO2若しくはO2含有ガスを吹き込み、燃焼バーナによる吹込みおよび/または炉頂装入により合成樹脂材を炉内に供給し、微粉炭等の燃焼熱でスクラップを溶解するとともに、炉内に供給された合成樹脂材を燃焼または熱分解させて処理するスクラップ溶解法であって、炉頂部から排出されたダストを含む排ガスを、炉頂部を出た後500°C以下のガス温度で少なくとも5秒間ダストを同伴した状態とすることで、排ガス中に含まれる塩化水素をダストに吸着または吸収させ、しかる後排ガス中のダストを捕集除去する。
請求項(抜粋):
シャフト炉内に鉄源であるスクラップとコークスを炉頂装入するとともに、羽口部に設けられた燃焼バーナを通じて微粉炭と酸素若しくは酸素含有ガスを吹き込み、さらに前記燃焼バーナによる吹込みおよび/または炉頂装入により合成樹脂材を炉内に供給し、微粉炭等の燃焼熱でスクラップを溶解するとともに、炉内に供給された合成樹脂材を燃焼または熱分解させて処理するスクラップ溶解法であって、炉頂部から排出されたダストを含む排ガスを、炉頂部を出た後500°C以下のガス温度で少なくとも5秒間ダストを同伴した状態とすることで、排ガス中に含まれる塩化水素をダストに吸着または吸収させ、しかる後排ガス中のダストを捕集除去することを特徴とするスクラップ溶解法。
IPC (5件):
C21B 11/02 ,  B01D 53/68 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  F23G 7/12 ZAB
FI (6件):
C21B 11/02 ,  F23G 7/12 ZAB Z ,  B01D 53/34 134 A ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 A ,  B09B 3/00 303 F

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