特許
J-GLOBAL ID:200903041151838654

電流バランス回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-014222
公開番号(公開出願番号):特開平7-219651
出願日: 1994年02月08日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】本発明は、信頼性を向上させる目的で複数の同一直流定電圧電源を並列運転して冗長化をはかる際、各電源の出力電流を平衡させると共に並列接続された電源のうち1/n台の停止による、他の正常な電源の動作停止を防止し、且つ並列運転を続行することを目的とする。【構成】並列接続された各電源の出力電流を個別に検出する第一の電流検出回路と、各電源を並列接続した後の負荷に供給される総電流を検出する第二の電流検出回路と、各電源の出力(電源台数)の有無を認識しうる出力認識回路と、出力認識回路より送出された信号により第二の電流検出回路で検出された電流検出値を一台当たりの平均電流値に換算する手段を設け、第一の電流検出値と前記手段で得られた平均電流値を比較する検出回路と、周知のPWM型スイッチングレギュレータの帰還回路とで構成し、並列冗長運転時、出力電流を平衡させると共に並列接続中の1/n台の電源が停止した場合でも、停止した電源に影響されることなく、他の正常な各電源間で電流を平衡させ並列運転し続けることを可能とする。
請求項(抜粋):
直流定電圧出力の電源装置であって、複数の電源を並列接続して負荷に給電する並列冗長運転を行う際に、各電源の出力電流を平衡させるための電流バランス回路を有する電源装置において、前記各電源の出力電流を個別に検出し、各出力電流に比例した値を検知する第一の電流検出回路と、前記各電源を並列接続したときの負荷に供給される総電流を検出し、該総電流に比例した値を検知する第二の電流検出回路と、並列接続された前記各電源の出力(台数)の有無を認識する出力認識回路と、前記出力認識回路より送出された信号により、前記第二の電流検出回路で検出された電流検出値を1台当たりの平均電流値に換算する手段と、前記平均電流値と前記第一の電流検出回路で検出された電流検出値とを比較する比較検出回路と、前記比較検出回路より送出された信号を電圧安定化回路に帰還し、前記各電源の出力電流を平衡させる手段とを有することを特徴とする電源装置。
IPC (6件):
G05F 1/00 ,  G06F 1/26 ,  G06F 1/28 ,  H02J 1/00 306 ,  H02J 1/10 ,  H02M 3/28
FI (2件):
G06F 1/00 330 C ,  G06F 1/00 333 Z

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