特許
J-GLOBAL ID:200903041153951083

繊維強化樹脂製管状体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-277819
公開番号(公開出願番号):特開2008-093944
出願日: 2006年10月11日
公開日(公表日): 2008年04月24日
要約:
【課題】フープ層用プリプレグを巻回する際における巻き始め端部の跳ね上がりを抑制するとともに、長さ方向に反りや曲がりの少ない繊維強化樹脂製管状体を製造する。【解決手段】マンドレル10の軸方向にプラスの角度に強化繊維が配向したプラス層用プリプレグ11と、マイナスに配向したマイナス層用プリプレグ12と、約90°に配向したフープ層用プリプレグ13とを積層して、プリプレグ積層体14Aを調製し、これをマンドレル10に巻回する。この際、例えば、プリプレグ積層体14Aをマンドレル10に巻回した際には、プラス層用プリプレグ11が最外層となるように積層する。また、マイナス層用プリプレグ12とフープ層用プリプレグ13の各巻き始め端部12a、13aが、プラス層用プリプレグ11の巻き始め端部11aよりも後方に位置し、かつ、互いにずれるように配置する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
強化繊維とマトリックス樹脂を含む繊維強化樹脂からなる管状体の製造方法であって、 マンドレルの軸方向に対する強化繊維の配向角度が+30°〜+80°のプラス層用プリプレグと、-30°〜-80°のマイナス層用プリプレグと、+85〜+90°または-85°〜-90°のフープ層用プリプレグとを積層し、プリプレグ積層体を調製する予備ラミネート工程と、 前記プリプレグ積層体を前記マンドレルに巻回する巻回工程とを有し、 前記プリプレグ積層体は、該プリプレグ積層体を前記マンドレルに巻回した際に、前記プラス層用プリプレグおよび前記マイナス層用プリプレグのうちの一方のプリプレグが最外層となるように積層されているとともに、他方のプリプレグと前記フープ層用プリプレグの各巻き始め端部が、前記一方のプリプレグの巻き始め端部よりも後方に位置し、かつ、一致しないように配置されていることを特徴とする繊維強化樹脂製管状体の製造方法。
IPC (2件):
B29C 70/16 ,  A63B 53/10
FI (2件):
B29C67/14 B ,  A63B53/10 A
Fターム (20件):
2C002AA05 ,  2C002CS03 ,  2C002MM02 ,  2C002PP01 ,  4F205AA39 ,  4F205AD16 ,  4F205AG08 ,  4F205AH59 ,  4F205AR12 ,  4F205HA02 ,  4F205HA33 ,  4F205HA37 ,  4F205HA45 ,  4F205HB01 ,  4F205HC02 ,  4F205HC17 ,  4F205HK05 ,  4F205HL02 ,  4F205HL14 ,  4F205HT22
引用特許:
出願人引用 (2件)

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