特許
J-GLOBAL ID:200903041155516031

熱可塑性樹脂製成形品のかしめ方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-227276
公開番号(公開出願番号):特開2004-066575
出願日: 2002年08月05日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【技術課題】溶着ボスの変形部を均一な溶融温度へ昇温させるとともに、その熱が被固定物の表面に熱的影響を与えない熱可塑性樹脂製成形品のかしめ方法及び装置を提供する。【解決手段】溶着ボス61の周囲とわずかな隙間を保って囲む発熱部16と、前記発熱部16の外側周囲を囲むとともに、発熱部16の一端と被固定物70との間に入り込む様に絞り込まれた遮断部22を有する断熱材20と、上下動可能で、且つ溶着ボス61との当接面3aに凹部3bを形成したかしめ型3を形成する。かしめは、発熱部16からの輻射熱で変形部63を均一に加熱したのち、かしめ型3で押し潰して膨大部63を形成する。この結果、強度の高いかしめが可能である。また、発熱体16の先端部18と被固定物70との間に遮断部22が入り込むことにより、発熱部16からの熱で被固定物70が変色したり、変形したりしない。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂で成形された成形品側に形成された溶着ボスを被固定物側に形成された固定孔内に通し、この固定孔から突出した溶着ボスの可変部を加熱溶融して膨大部を形成することにより、熱可塑性樹脂製成形品に被固定物を固定するかしめ方法において、溶着ボスを固定孔へ貫通させた後、突出した溶着ボスの変形部の周囲に発熱体を配置するとともに、この発熱体の外周及び前記発熱体の先端と被固定物間に断熱材を配置して前記変形部を前記発熱体の輻射熱で溶融しながら変形部にかしめ型を押しつけて押し潰すことにより膨大部を成形した後、この膨大部を冷却固化さることにより、被固定物を成形品へかしめ固定する熱可塑性樹脂製成形品のかしめ方法。
IPC (2件):
B29C65/56 ,  F16B4/00
FI (2件):
B29C65/56 ,  F16B4/00 N
Fターム (12件):
4F211AD05 ,  4F211TA06 ,  4F211TD11 ,  4F211TD14 ,  4F211TH02 ,  4F211TH06 ,  4F211TH18 ,  4F211TH20 ,  4F211TJ30 ,  4F211TN02 ,  4F211TN75 ,  4F211TQ06

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