特許
J-GLOBAL ID:200903041164229347

走行車両検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-273812
公開番号(公開出願番号):特開平5-112191
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 本発明は,天候変化等による背景の明るさ変化や,複数の車両が画像内で見え隠れする場合でも,背景や個々の車両を安定して分離/検知するようにすることを目的としている。【構成】 画像領域のうちで予め設定した,車両走行方向に沿った検出スリット部分のみの画素データについてのみ時間経過による変化の検出を行い,更に検出スリット部分のデータについてのみ時間経過ごとに蓄積していき,変化した部分について線分検出を行い,画像領域のどの部分が背景か,あるいはどの車両か及び画像上での移動量を判定して個々の車両ごとにそれぞれ別々の画像として重畳してゆき,車両ごとに分離して抽出できるよう構成する。
請求項(抜粋):
テレビカメラから入力したディジタル画像を記憶する画像メモリ回路と,この画像メモリの内部に記憶された画像領域内に予め設定した,画像上の車両走行方向に沿った1本ないし複数本の検出スリット部分のみの画素値を読み出す回路と,この読み出し回路によって読み出された同一時刻の画素データを,順次蓄積するメモリ回路と,このメモリ回路の内部のデータの同一の画像領域から読み出されたデータの時間経過による変化を検出する回路と,この変化検出回路の出力に基づき背景だけからなるスリット画像を記憶/更新する記憶/更新回路と,この変化検出回路により検出された変化について,読み出した画像領域座標と時刻を直交する座標軸とする空間内で線分検出を行う回路と,変化検出および線分検出回路によって背景であると判定したスリット内領域に対応する画像領域ごとに記憶/更新を行う背景画像メモリ回路と,これと入力した画像を記憶する画像メモリ回路との差分を演算出力する回路と,この差分画像を記憶する回路と,変化検出および線分検出回路によって車両領域であると判定したスリットに対応する画像上車両領域及び画像上車両移動量に基づき差分画像をうる回路と,前記差分画像を重畳する回路とによって構成することを特徴とする走行車両検知装置。
IPC (4件):
B60R 21/00 ,  G06F 15/62 415 ,  G06F 15/70 335 ,  H04N 7/18

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