特許
J-GLOBAL ID:200903041186304156

駆動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-360741
公開番号(公開出願番号):特開平5-256329
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 駆動軸と被駆動部材とを応答性よく高精度にかつ可変に切り離し、トルク自動設定の可能なトルクリミッタとして使用可能な駆動力伝達装置を提供する。【構成】 軸線方向に接続され切り離されるクラッチ機構をばね部材によって接続方向に付勢して駆動軸と被駆動部材とを切断可能に接続する一方、駆動軸と被駆動部材との間に、第1、第2の凹状カム面間にカムボールを遊嵌して構成されたカム機構を設け、駆動軸と被駆動部材との間の所定の回転力又は回転抵抗力をカム機構で軸線方向の変位に変換し、該変位によってばね部材のクラッチ機構に対する付勢を遮断又は減少させてクラッチ機構伝達力を切り離し又は減少させるようにしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
軸線方向に接続され切り離されるクラッチ機構をばね部材によって接続方向に付勢して駆動軸と被駆動部材とを切断可能に接続し、上記駆動軸から上記被駆動部材に回転力を伝達可能とする一方、上記駆動軸と被駆動部材との間の所定以上の過剰の回転力又は回転抵抗力の発生時に上記駆動軸と被駆動部材との間の回転の伝達を切断又は軽減する駆動力伝達装置であって、上記駆動軸と被駆動部材との間には、第1、第2の凹状カム面間にカムボールを遊嵌して構成され、上記駆動軸と被駆動部材との間の回転力又は回転抵抗力を軸線方向の変位に変換するカム機構が設けられ、上記駆動軸と被駆動部材との間の所定の回転力又は回転抵抗力が上記カム機構で軸線方向の変位に変換され、該変位によって上記ばね部材のクラッチ機構に対する付勢が遮断又は減少されて上記クラッチ機構伝達力が切り離し又は減少されることを特徴とする駆動力伝達装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表昭61-500685
  • 特表昭61-500685

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