特許

J-GLOBAL ID：200903041190567790

サーマルインクジエツト記録ヘツド

発明者： 小泉 幸久 ,  斉藤 孝一 ,  加藤 誠一 ,  井上 七穂 ,  藤井 雅彦 ,  鈴木 雅 ,  内藤 浩一
出願人/特許権者： 富士ゼロツクス株式会社
代理人 (1件)： 石井 康夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-302246
公開番号（公開出願番号）：特開平5-112006
出願日： 1991年10月22日
公開日（公表日）： 1993年05月07日
要約：

【要約】【目的】 チャンネル溝が形成されたチャンネル基板を、接着不足なく、しかも、ノズル内に接着剤がはみ出すことなく接着できるサーマルインクジェット記録ヘッドを提供する。【構成】 ピット層4が形成されたヒーター基板3にチャンネル溝2が形成されたチャンネル基板1が接着される。ピット層4の上に、凸部6を設け、凸部6により形成された凹部7にチャンネル基板1を接着剤5により接着する。接着剤の塗布量を従来より多めにでき、接着強度を十分にとれる。はみ出た接着剤は、凹部7を埋めることになるから、ノズル内へのはみ出しは、生じないか、生じてもその量は小さい。このため、噴射特性が安定して、良好な印字ができる。

請求項（抜粋）：

液体に熱エネルギーを印加して液滴を噴出させる溝を有する第1の基板と、熱エネルギーを発生するための発熱素子を有する第2の基板とが接合されてなるサーマルインクジェット記録ヘッドにおいて、前記第2の基板における発熱素子より前方の前記第1の基板との接合領域の両側に凸部が設けられていることを特徴とするサーマルインクジェット記録ヘッド。