特許
J-GLOBAL ID:200903041190980565

マイクロホン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-336506
公開番号(公開出願番号):特開平5-168085
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1993年07月02日
要約:
【要約】【目的】 マイクロホンの近傍の音源が発する騒音、機械振動、風の影響を低減し、収音SN比の高い超指向性マイクロホンを提供する。【構成】 全て無指向性マイクロホンユニットであるユニット1、2、3を、ユニット1とユニット2との間隔と、ユニット2とユニット3との間隔がそれぞれdとなるように、同一直線上に配置する。ユニット2の出力信号をユニット間隔dに対応した位相遅れを施した後、ユニット1の出力信号より差し引くことによって第1の1次音圧傾度型単一指向性マイクロホンを構成する。また、ユニット2とユニット3を用いて同様に第2の単一指向性マイクロホンを構成する。これら第1と第2の単一指向性マイクロホンの出力信号の差信号を取ることによって、2次音圧傾度型超指向性マイクロホンが得られる。この超指向性マイクロホンの出力信号の高周波数成分とユニット1の出力信号の低周波数成分を加算して出力する。
請求項(抜粋):
同一直線上に一定間隔をおいて配置された第1、第2、第3の無指向性マイクロホンユニットと、前記第2の無指向性マイクロホンユニットの出力信号に適当な位相遅れを施す第1の移相器と、前記第1の無指向性マイクロホンユニットの出力信号より前記第1の移相器の出力信号を差し引く第1の減算器と、前記第3の無指向性マイクロホンユニットの出力信号に適当な位相遅れを施す第2の移相器と、前記第2の無指向性マイクロホンユニットの出力信号より前記第2の移相器の出力信号を差し引く第2の減算器と、前記第1の減算器の出力信号より前記第2の減算器の出力信号を差し引く第3の減算器と、前記第1の無指向性マイクロホンの出力信号の高周波数成分を除去するローパスフィルタと、前記第3の減算器の出力信号の低周波数成分を除去するハイパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力信号と前記ハイパスフィルタの出力信号を加算する加算器とを備えたマイクロホン装置。
IPC (3件):
H04R 3/00 320 ,  H04R 1/40 320 ,  H04R 5/027

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