特許
J-GLOBAL ID:200903041195837400

空気管式差動式分布型感知器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-358980
公開番号(公開出願番号):特開2001-175962
出願日: 1999年12月17日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 試験のための空気管の着脱を不要とし、また試験空気の注入箇所の定位置化を図ること等のできる空気管式差動式分布型感知器を提供する。【解決手段】 切替えコック1にはコック本体2と可動軸3を備え、コック本体2には、第1及び第2の主空気孔、リーク孔、第1及び第2の試験孔、及び検出孔を設ける。また可動軸3には、この可動軸3を第1〜第4の位置に回転させた状態において、それぞれ火災監視又は各種試験時に必要となる空気経路を形成するための複数の通気路を設ける。
請求項(抜粋):
空気管の内部空気の膨張を検出部にて検出することにより火災発生を感知するもので、火災監視時と各種試験時における所定の空気経路を切替えるための切替えコックを備える空気管式差動式分布型感知器において、前記切替えコックには、コック本体と、このコック本体に対して回転自在に配置された可動軸とを備え、前記コック本体には、前記空気管に空気を流入させるための第1及び第2の主空気孔、前記空気管の内部で緩慢に膨張した空気をコック本体の外部に排出するためのリーク孔、試験空気を注入するための第1及び第2の試験孔、及び前記検出部に空気を流入させるための検出孔を、それぞれコック本体の外周面から前記可動軸に至るように設け、前記可動軸には、前記可動軸を第1の位置に回転させた状態において、前記第1及び第2の主空気孔、前記リーク孔、及び前記検出孔を相互に連通させ、前記可動軸を第2の位置に回転させた状態において、前記第1の空気孔と前記第1の試験孔を相互に連通させると共に、前記第2の空気孔、前記リーク孔、及び前記検出孔を相互に連通させ、前記可動軸を第3の位置に回転させた状態において、前記第1又は第2の試験孔と前記検出孔を相互に連通させ、かつ、前記可動軸を第4の位置に回転させた状態において、前記第1又は第2の主空気孔と前記第1の試験孔を相互に連通させると共に、前記残りの第1又は第2の主空気孔と前記第2の試験孔を相互に連通させる、複数の通気路を設けたこと、を特徴とする空気管式差動式分布型感知器。
Fターム (6件):
5C085AA01 ,  5C085AB02 ,  5C085BA05 ,  5C085CA30 ,  5C085FA03 ,  5C085FA24

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