特許
J-GLOBAL ID:200903041197634905

成分分離部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-000427
公開番号(公開出願番号):特開平10-192737
出願日: 1997年01月06日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 液体等の成分中への沈降不良や成分の混和不良を招くことなく、成分分離が的確に行える成分分離部材を提供する。【解決手段】 部材本体11の上下に、採血管31の内壁31aに圧接するシート部15および弾性片23をそれぞれ形成し、さらにシート部15の上面に半球状の突起部16を形成する。分離部材2の下方に注入された採血管31内の血液41は、下部の弾性片23に遮られて部材本体11と内壁31aとの間の隙間に入らず、混和不良とならない。また、突起部16により、血液41中へ分離部材2が埋没する前の段階では、シート部15と内壁31aとの間に生じる摩擦力に抗する力が助長されて沈降重力が増大し、血液41中に埋没した後は、通常通りの適度な沈降重力を得る。したがって、沈降不良が生じることなく的確な成分分離が行える。
請求項(抜粋):
円筒状の容器内に挿入される部材本体の上部外周部に、周方向に-巡し、前記容器の内壁を圧接する弾性部を一体に形成してなる成分分離部材において、前記弾性部の上面略中央部に、円柱状あるいは半円球状などの形状を有する突起部を一体に形成してなることを特徴とする成分分離部材。

前のページに戻る