特許
J-GLOBAL ID:200903041205968389

一方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-040863
公開番号(公開出願番号):特開2004-251342
出願日: 2003年02月19日
公開日(公表日): 2004年09月09日
要約:
【課題】一方向クラッチ1において、クラッチ動作の長期安定化と長寿命化を図る。【解決手段】保持器5の柱部8の径方向内径面が内輪1の周方向で隣り合うカム面6それぞれの交差部9に対して合致する状態であてがわれているとともに、内輪1の各カム面それぞれの交差部9に、各ポケット7内に収納される潤滑剤15を隣り合うポケット7間で流通可能とする溝16が設けられている。これにより、各ローラ4の転動に伴い、各ポケット7内に存在する潤滑剤15が内輪1の溝16を介して隣のポケット7へと押し出されて、内輪1および外輪2とローラ4との接触部分へ積極的に供給される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
内輪部材と外輪部材とを同期回転させるロック状態と相対回転させるフリー状態とに切り替える一方向クラッチであって、 前記内輪部材の外周面の円周数ヶ所に設けられる平坦なカム面と前記外輪部材の内周面との間で周方向一方へ向けて漸次狭くなるくさび状空間を形成し、このくさび状空間と同数のポケットを有する保持器を該ポケットを前記カム面に対応して配置するように前記内輪部材に対して周方向不動になる状態で外嵌し、前記ポケット内にローラとこのローラをくさび状空間の狭い側へ付勢するばねとをそれぞれ1つずつ周方向隣り合わせに配置しており、 前記保持器は、その周方向で隣り合うポケットを仕切る柱部を有し、この柱部の径方向内径面が前記内輪部材の周方向で隣り合うカム面それぞれの交差部に対して合致する状態であてがわれており、 前記内輪部材の周方向で隣り合うカム面それぞれの交差部に、前記各ポケット内に収納される潤滑剤を隣り合うポケット間で流通可能とする溝が設けられている、ことを特徴とする一方向クラッチ。
IPC (1件):
F16D41/06
FI (2件):
F16D41/06 B ,  F16D41/06 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 一方向クラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-329433   出願人:光洋精工株式会社
  • 一方向クラッチユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-213644   出願人:光洋精工株式会社, 株式会社豊田自動織機
  • プーリ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-270674   出願人:光洋精工株式会社

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