特許
J-GLOBAL ID:200903041206958476

周波数マルチプライヤアセンブリおよび位相共役主発振器パワーアンプシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-278700
公開番号(公開出願番号):特開平7-270840
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 レーザビームの偏光状態を乱すことなしに使用可能な、複屈折を補償したタイプII周波数ダブラーを提供することを目的とする。【構成】 複屈折なしに、基本周波数の入力ビームから、第2次高調波の光学出力を生成する装置およびその方法である。この装置は、対応する軸が互いに平行な、等しい長さを有する二つのタイプIIダブラー結晶10,12 と、ダブラー結晶の間に配置され、一方の結晶からの出力ビームの残留基本周波数成分の偏光角を、90°の奇数倍だけ回転する偏光回転子14とを有している。一方のダブラー結晶内で引き起こされるランダム複屈折は、他のダブラー結晶においてほとんど打ち消され、二つの結晶および偏光回転子からなるアセンブリは、位相マッチング或いは同調のために、複屈折補償能力を減少させることなく、所望のように角度調整され得る。また、本発明には、位相共役主発振器パワーアンプ(PC MOPA)が開示されている。
請求項(抜粋):
複屈折を補償する周波数マルチプライヤアセンブリであって、基本周波数の光ビームを受け入れ、高調波成分および残留基本周波数成分を含む出力ビームを生成するように配置された第1の周波数マルチプライヤ結晶と、前記出力ビームを受け入れ、残留基本周波数成分の偏光角を90°の奇数倍だけ回転するように配置された偏光回転子と、前記第1の結晶と同じ長さを有し、前記偏光回転子の出力ビームを受け入れるように配置された第2の周波数マルチプライヤ結晶とを備え、前記第1の周波数マルチプライヤ結晶および前記第2の周波数マルチプライヤ結晶が、互いに平行な向きの対応する結晶軸を有し、前記第1の周波数マルチプライヤ結晶内で生じたランダム複屈折が、前記第2の周波数マルチプライヤ結晶において実質的に打ち消され、この複屈折の補償が、アセンブリの角度整列の変化に比較的不感受性を有することを特徴とする周波数マルチプライヤアセンブリ。
IPC (3件):
G02F 1/37 ,  G02F 1/35 ,  H01S 3/109

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