特許
J-GLOBAL ID:200903041214485935

デフレクタ付転動体ねじ装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-352873
公開番号(公開出願番号):特開2002-106672
出願日: 2000年11月20日
公開日(公表日): 2002年04月10日
要約:
【要約】【課題】 組み付けに要する時間及びコストを低減することができ、デフレクタの側面とデフレクタ挿入口との間の僅かな隙間から切り屑やほこり等の粒子が転動体ねじ装置の内部に浸入することがないデフレクタ付転動体ねじ装置を提供する。【解決手段】デフレクタ8を、ボール7...を戻す戻し溝11が形成されたデフレクタ本体8aと、負荷ボール転走溝6aに嵌合するように負荷ボール転走溝6aと形状を合わせられ、デフレクタ本体8aの両側面12,12から突出するウィング部8b,8bとで構成する。デフレクタ8が作動中に揺動可能なようにデフレクタ本体8aの側面との間に隙間を開けて、ナット部材6にデフレクタ挿入口9aが形成される。デフレクタ本体8aの側面の周囲には、転動体ねじ装置の内部を密封するように弾性を有する環状のOリング15が設けられ、Oリング15が設けられたデフレクタ8がナット部材6の内側からデフレクタ挿入口9に挿入される。
請求項(抜粋):
外周面に螺旋状の転動体転走溝が形成されたねじ軸と、内周面に前記転動体転走溝に対応する螺旋状の負荷転動体転走溝が形成されたナット部材と、前記転動体転走溝と前記負荷転動体転走溝との間に配列・収容される複数の転動体と、前記ナット部材に装着され、前記転動体転走溝を転がる転動体を一巻き手前の転動体転走溝に戻すデフレクタを備えるデフレクタ付転動体ねじ装置において、前記デフレクタは、前記転動体を戻す戻し溝が形成されたデフレクタ本体と、前記負荷転動体転走溝に嵌合するように前記負荷転動体転走溝と形状を合わせられ、デフレクタ本体の両側面から突出するウィング部とを有し、前記デフレクタが作動中に揺動可能なように、デフレクタ本体側面との間に隙間を設けて前記ナット部材にデフレクタ挿入口が形成され、前記デフレクタ本体の側面周囲には、転動体ねじ装置の内部を密封するように弾性を有する環状のシール部材が設けられ、前記環状のシール部材が設けられたデフレクタが、前記ナット部材の内側から前記デフレクタ挿入口に挿入されることを特徴とするデフレクタ付転動体ねじ装置。
IPC (4件):
F16H 25/22 ,  F16C 31/06 ,  F16C 33/76 ,  F16H 25/24
FI (4件):
F16H 25/22 C ,  F16C 31/06 ,  F16C 33/76 Z ,  F16H 25/24 L
Fターム (18件):
3J016AA08 ,  3J016BB02 ,  3J016CA01 ,  3J104AA03 ,  3J104AA23 ,  3J104AA33 ,  3J104AA57 ,  3J104AA63 ,  3J104AA69 ,  3J104AA75 ,  3J104AA76 ,  3J104BA32 ,  3J104BA62 ,  3J104CA13 ,  3J104DA02 ,  3J104DA04 ,  3J104DA14 ,  3J104DA17
引用特許:
審査官引用 (4件)
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