特許
J-GLOBAL ID:200903041216208920

エンジンの水冷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-212662
公開番号(公開出願番号):特開平10-054238
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【解決手段】エシジンの水冷装置において、水ポンプ4のポンプ室4eから吐出通路4hを導出し、この吐出通路4hの導出端部に水ポンプ出口4cをあけ、ヘッド前面10bにウォータージャケット入口8aをあけ、このウォータージャケット入口8aの周肉部に水ポンプ出口4cの周肉部を着座させて固定することにより、ポンプ室4eを排気管14と干渉しない位置に配置し、ポンプ室4e内と吐出通路4h内にポンプ後壁4aを臨ませ、このポンプ後壁4aを排気管フランジ部14aと一体化させた。【効果】排気管14内を通過する排気の熱は、排気管フランジ部14aを経てポンプ後壁4からポンプ室4eと吐出通路4hを通過する冷却水に放熱されるため、排気温度が低くなり、排気の膨張騒音が小さくなる。
請求項(抜粋):
クランク軸(20)の軸線(20a)の向きを前後方向と見て、クランクケース(1)の前側にフライホイル(2)とポンプ用出力輪(3)とを配置し、水ポンプ(4)のポンプ室(4e)の前側にポンプ入力輪(5)を配置し、ポンプ用出力輪(3)とポンプ入力輪(5)とに無端可撓体(6)を巻掛け、水ポンプ(4)の作動によりエンジンのウォータージャケット(8)とラジエータ(7)との相互間で冷却水を循環させるようにした、エンジンの水冷装置において、シリンダヘッド(10)のヘッド後面(10a)に吸気管(13)を取り付け、ヘッド前面(10b)に排気ポート出口(11a)をあけ、この排気ポート出口(11a)の周肉部に排気管(14)の排気管フランジ部(14a)を着座させて固定し、水ポンプ(4)のポンプ室(4e)から吐出通路(4h)を導出し、この吐出通路(4h)の導出端部に水ポンプ出口(4c)をあけ、ヘッド前面(10b)にウォータージャケット入口(8a)をあけ、このウォータージャケット入口(8a)の周肉部に水ポンプ出口(4c)の周肉部を着座させて固定することにより、ポンプ室(4e)を排気管(14)と干渉しない位置に配置し、ポンプ室(4e)内と吐出通路(4h)内にポンプ後壁(4a)を臨ませ、このポンプ後壁(4a)を排気管フランジ部(14a)と一体化させた、ことを特徴とするエンジンの水冷装置。
IPC (5件):
F01P 5/10 ,  F01N 7/08 ,  F01P 3/12 ,  F01P 3/20 ,  F02B 67/00
FI (5件):
F01P 5/10 A ,  F01N 7/08 Z ,  F01P 3/12 ,  F01P 3/20 E ,  F02B 67/00 Q

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