特許
J-GLOBAL ID:200903041216942438
拡散物質の拡散状況予測方法及び拡散状況予測システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-393179
公開番号(公開出願番号):特開2003-196574
出願日: 2001年12月26日
公開日(公表日): 2003年07月11日
要約:
【要約】【課題】 大気中に排出された拡散物質の拡散状況を予測する。【解決手段】 拡散物質を粒子に置換し、排出源から発生させた粒子の移動位置を演算により求め、移動位置と排出後経過時間を対応させて記録しておく。また排出後経過時間に沿う粒子の強度を示す強度データを設定しておく。次に、排出後経過時間をもとに、前記強度データを参照して、粒子が発生した時点の強度を求め、各粒子毎に、移動位置と排出後経過時間と強度を対応させて記録させておく。所定の時間における所定領域の濃度を計算するには、その所定領域に存在する粒子の強度を積算することにより求めることができる。
請求項(抜粋):
排出源から大気中に排出された物質が大気中を拡散していく状況を予測するため、前記物質を多数の粒子に置換して、排出源の位置から演算周期毎に予め設定した個数の粒子が発生すると設定すると共に、排出源の位置を含む領域内の多数の地点における、時間の経過に沿って変化する風向・風速を示す風速場データを、粒子の拡散状態を演算する拡散方程式に代入することにより、各粒子の拡散速度を求め、この拡散速度から各粒子が存在する空間位置を示す空間座標を各演算周期毎に求めると共に、前記粒子を最初に発生させた時点からの経過時間である排出後経過時間を計測し、各演算周期における各粒子の空間座標と各粒子の排出後経過時間を対応させてデータ記録装置に記録しておき、排出された物質の排出後経過時間の時間経過に伴う排出量の変化に比例させて、排出後経過時間の時間経過に沿う粒子に対する排出源強度データを設定しておき、前記データ記録装置に記録していた、各演算周期毎の各粒子の空間座標と各粒子の排出後経過時間を読み出すと共に、読み出した排出後経過時間を参照して各粒子が発生した時点を求め、この時点における各粒子の排出源強度を前記排出源強度データから求め、前記データ記録装置に、各演算周期毎の各粒子の空間座標と各粒子の排出後経過時間と排出源強度を対応させて再記録させ、所定の演算周期における所定の領域の前記物質の濃度は、当該所定の演算周期における当該所定の領域に存在する全ての粒子の排出源強度を積算することにより求めることを特徴とする拡散物質の拡散状況予測方法。
IPC (3件):
G06F 19/00 100
, G06F 17/13
, G01T 1/16
FI (3件):
G06F 19/00 100
, G06F 17/13
, G01T 1/16 A
Fターム (4件):
2G088EE08
, 2G088EE21
, 5B056BB04
, 5B056BB23
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